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ホームページの維持費は月いくら?内訳と相場
ホームページの維持費は、自分で運用すれば月1,000円台から、制作会社に保守を頼むと月5,000円〜数万円がめやすです。サーバー・ドメイン・SSL・保守・更新の内訳を表で整理し、公式料金で試算しました。

ホームページの維持費として、毎月お金を払っています。ただ、何に払っているのかよく分かりません。相場より高いのでしょうか?
中川 瞬高いか安いかは、中身を見ないと決められません。維持費は6つの項目に分かれるので、まず内訳を表にして、ご自身の請求と見比べてみましょう。
ホームページの維持費は、自分で運用すれば月1,000円台から、制作会社に保守を頼むと月5,000円〜数万円がひとつのめやすです。
ただ、相場の数字だけを見ても、自分の支払いが妥当かは分かりません。維持費は「金額」ではなく「何が含まれているか」で比べるものです。同じ月1万円でも、更新作業まで入っている契約と、サーバー代だけの契約では中身がまったく違います。
この記事では、維持費の内訳を表で整理し、サーバーとドメインは公式サイトの料金(2026年11月時点)で試算します。最後に、保守契約の中身を確かめるための質問もまとめました。
維持費の内訳|6つの項目を表で
ホームページの維持費は、大きく分けると次の6つです。上の3つは「置いておくだけでかかる費用」、下の3つは「人の手がかかる費用」です。
| 項目 | 何のお金か | めやす |
|---|---|---|
| サーバー | ホームページのデータを置いておく場所の家賃 | 月1,000〜3,000円 |
| ドメイン | 「example.com」のような住所の更新料 | 年1,000〜5,000円前後 |
| SSL | 通信を暗号化し、URLを「https」にする証明書 | 無料〜年数万円 |
| 保守 | 不具合の対応・バックアップ・セキュリティの見張り | 月5,000円〜 |
| 更新代行 | 文章・写真・料金表などの書き換えを頼む費用 | 1回数千円〜/月額契約も |
| プラグイン等 | WordPressの有料プラグイン・有料テーマの年間ライセンス | 使うものによる |
めやすの出典は、サーバー・ドメイン・SSL・保守がエックスサーバーの解説記事、保守と更新代行がPRONIアイミツ(2026年4月更新)です。どちらも調査件数の記載はないため、幅のある「めやす」として読んでください。
このほかに、広告費やSEO対策費を「維持費」に含めている請求もあります。これは維持ではなく集客のお金なので、分けて考えると判断しやすくなります。
SSLは「無料」で足りることが多い
SSLには種類があり、ドメイン認証(DV)は無料〜年2万円ほど、企業認証(OV)は年3万〜10万円ほど、拡張認証(EV)は年10万円ほどからが目安とされています。
お店や個人事業のホームページなら、多くの場合は無料のDVで「https」になります。SSLに毎年数万円を払っているなら、どの種類の証明書かを一度確かめる価値があります。
月額の相場|自分で運用か頼むか
維持費の月額は、どこまで人に頼むかでほぼ決まります。PRONIアイミツは、依頼内容ごとに次のめやすを出しています。
| 頼み方 | 月額のめやす |
|---|---|
| ほとんど自社で対応(サーバー・ドメイン・SSL代のみ) | 5,000円〜 |
| 月2〜3回の維持・更新を委託 | 1万〜2万円 |
| 週2〜3回の維持・更新を委託 | 2万〜5万円 |
| 集客の相談まで含める | 5万円〜 |
出典:PRONIアイミツ「ホームページの維持費はいくらかかる?」(2026年4月16日更新)。エックスサーバーの解説記事でも、保守契約は月5,000円〜10万円と幅をもって書かれています。
幅が大きいのは、保守の中身が会社ごとに違うからです。月5,000円で不具合対応まで入っている会社もあれば、サーバー代の取り次ぎだけの会社もあります。
自分で運用するといくら?公式料金で試算
では、制作会社に頼まず自分で運用すると、実際にいくらになるのか。WordPressでよく使われるエックスサーバーと、同じ会社のエックスドメインの公式料金で計算してみます。
| 項目 | 公式料金(税込・2026年11月時点) |
|---|---|
| サーバー | エックスサーバー スタンダード:12ヶ月契約で月1,100円(3ヶ月1,320円〜36ヶ月990円)・初期費用0円 |
| SSL | サーバーで運営中のドメインに無料・無制限 |
| ドメイン | 12ヶ月以上の契約で1つ永久無料(契約中のみ)。別に持つ場合、エックスドメインの更新料は .com 1,721円/.jp 3,102円/.co.jp 4,136円(いずれも1年) |
出典:エックスサーバー 料金表・エックスドメイン 価格一覧。サーバー代は契約期間ぶんの一括前払いで、月額は1ヶ月あたりに換算した金額です。
この条件なら、お金として出ていくのは月1,100円ほどです。ドメインを別に持つ .com でも、年1,721円を足して月1,250円前後になります。
ただし、これは「人の手」を自分が出している前提の数字です。不具合の対応、WordPressの更新、文章の書き換えは、すべて自分の時間で払うことになります。
サーバーとドメインを自分で契約する手順は、エックスサーバーで独自ドメインメールを作る方法でも順番に書いています。
保守費の中身を確かめる3つの質問
制作会社に保守を頼んでいる場合、相場と比べるより先に、契約に何が入っているかを確かめるほうが確実です。私が相談を受けるときは、次の3つを聞いてもらっています。
① 月額に「作業」は何回分入っていますか
文章の書き換えや写真の差し替えが、月額の中で何回までできるのか。「保守」と書いてあっても、更新作業は別料金という契約は珍しくありません。1回ごとの料金も合わせて聞いておくと、年間の総額が見えます。
② サーバーとドメインは、誰の名義ですか
制作会社の名義でサーバーやドメインを契約していると、解約したときにドメインを引き継げないことがあります。ドメインは住所なので、失うと名刺やチラシのURLが使えなくなります。
③ 解約したら、何が手元に残りますか
ホームページのデータ、画像、そして独自ドメインのメールです。同じサーバーでメールを使っている場合、サーバーを解約するとメールも止まります。乗り換えや解約の前に、メールの行き先を先に決めておく必要があります。
この3つに答えられる契約なら、金額が相場より高くても、払っている理由は説明できます。答えが返ってこない場合は、中身を見直すきっかけにしてください。
WordPressの更新作業という見えない費用
WordPressで作ったホームページには、表の金額には出てこない費用があります。本体・テーマ・プラグインの更新です。
WordPressは、本体もプラグインも定期的に新しい版が出ます。更新しないままにすると、古い版の弱点を狙われやすくなります。一方で、更新したらプラグイン同士の相性で表示が崩れることもあります。
エックスサーバーの解説記事では、WordPressのアップデートを外注すると1回5,000〜1万円がめやすとされています。自分でやるなら0円ですが、そのぶん「更新してください」の通知を気にし続ける時間が出ていきます。
維持費を比べるときは、お金の欄だけでなく「誰が更新作業をするか」の欄も並べる必要があります。ここを見落とすと、安く見える方法が実は手間のかかる方法だった、ということが起きます。
維持費を下げる前に、外せないもの
維持費を下げたいとき、削ってはいけないものがあります。
- ドメインの更新:切れると住所を失います。自動更新にしておく
- SSL:「https」でないと、ブラウザに「保護されていない通信」と表示されます
- 更新作業を誰がするか:保守契約をやめるなら、その作業を誰が引き受けるかを先に決める
逆に見直しやすいのは、使っていない有料プラグインのライセンス、種類を確かめていないSSL、回数を使い切っていない更新代行の月額です。どれも請求書を1枚ずつ見れば分かります。
ツールを別々に契約すると、ひとつずつは安くても合計が膨らむことがあります。その考え方は別々に契約すると、逆に高いで整理しました。LPを無料で作る場合の費用の出どころはLPは無料で作れる?あとから費用が出る4つの壁にまとめています。
この記事の見方が向いていない人
正直に書くと、次のような方は、いまの運用を変える理由があまりありません。
- WordPressの更新を自分で問題なく続けられている人:月1,000円台で運用できているなら、それがいちばん安い形です
- 保守契約の3つの質問に、すべて答えが返ってくる人:中身が説明できる契約は、払う理由があります
- プラグインで独自の機能を作り込んでいる人:その機能ごと移す手間のほうが大きくなります
「サーバー代や保守費を、なんとなく払い続けている」「更新の通知がたまったまま」という方には、AiCmoホームページという選び方もあります。AiCmoのサーバーで動き、WordPressもプラグインも使わないので、本体やプラグインの更新作業がいりません。
公開はスタンダードプラン(月4,980円・税込)からで、作成費・構築費は0円、サーバー代は別にかかりません。独自ドメインも使えます。問い合わせはAiCmoのLINE・メールとまとめて管理でき、LINE配信や予約などほかの機能も同じ料金の中で使えます。
自分でサーバーを契約する方法より、月額の数字は大きくなります。そのぶんサーバーの管理と更新作業をAiCmoが担当する、という中身の違いです。くわしくはAiCmoホームページのページで確かめてください。
よくある質問
Qホームページの維持費は、最低いくらかかりますか?
A自分でサーバーとドメインを契約する場合、エックスサーバーのスタンダード(12ヶ月契約)なら月1,100円で、SSLは無料、ドメインも1つ無料になります(2026年11月時点)。ただし更新作業は自分で行う前提です。
Q制作会社の保守費は、月いくらが妥当ですか?
Aめやすは月5,000円〜数万円と幅があります。金額より「何回分の作業が入っているか」「名義は誰か」「解約時に何が残るか」を確かめてから判断してください。
Q維持費を払わないと、ホームページはどうなりますか?
Aサーバー代が止まると表示されなくなり、ドメインの更新が切れるとそのURLを失います。同じサーバーで独自ドメインのメールを使っていれば、メールも届かなくなります。
Q保守契約をやめて、自分で運用できますか?
Aできます。先にサーバーとドメインを自分の名義に移し、WordPressの更新を誰がするかを決めてから解約すると、途中で止まりません。
QAiCmoホームページの維持費には何が含まれますか?
Aスタンダードプラン(月4,980円・税込)の中で、作成費・構築費0円、サーバー代不要、本体・プラグインの更新作業不要で使えます。ログインのパスワードなど、アカウントの管理はご自身で行います。
まとめ|維持費は「中身」で比べる
この記事の要点
- 維持費はサーバー・ドメイン・SSL・保守・更新代行・プラグイン等の6つに分かれる
- 自分で運用すると月1,100円前後から(エックスサーバー公式・2026年11月時点)。ただし作業は自分の時間で払う
- 制作会社の保守は月5,000円〜数万円がめやす。幅が大きいのは中身が違うから
- 保守契約は「作業の回数」「名義」「解約時に残るもの」の3つで確かめる
- WordPressは更新作業という見えない費用も並べて比べる
私がホームページの相談を受けていて多いのは、「高いかどうか」より「何に払っているか分からない」という声です。まずは請求書を、この記事の6つの項目に分けてみてください。それだけで、続ける理由と見直す場所が見えてきます。
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