LINE公式アカウント
公式LINEアカウントの追加|100個まで独立して使える
公式LINE(LINE公式アカウント)は1つのビジネスIDで最大100個まで作れます。PC・アプリでの作り方と切り替え方、アカウントごとに何が独立しているのか、グループ機能での一括配信、100人まで追加できる権限の種類と手順、追加できないときの原因まで解説します。

公式LINEって、1人でいくつも持てるんですか? 商品ごとに分けたいのですが。
中川 瞬持てます。100個まで。ただ、それぞれが完全に独立した箱になるので、そこから書きますね。
公式LINEのアカウントは、1つしか持てないと思われがちです。実際は100個まで作れます。
そして作ったアカウントは、それぞれが独立した箱として動きます。
友だちも、プランも、権限も、設定も、アカウントごとに持ちます。ここを先に知っておくと、分け方で迷いません。
この記事では、作り方と切り替え方を整理したうえで、後半で「何が独立して、何を束ねられるか」を書きます。
公式LINEは100個まで作れる
上限ははっきりしています。1つのビジネスIDにつき、最大100個までアカウントを作成できます。認証済アカウントでも未認証アカウントでも同じです。
1人のユーザーが管理できるアカウント数も、同じく100個までです。
作れるアカウントは100個。1アカウントに登録できるメンバーは100人。管理できるグループも100まで。いずれも実運用で当たる数字ではありません。
複数アカウントの作り方|PCとアプリ
作成は、管理画面からそのままできます。新しくログインし直す必要はありません。
PC(LINE Official Account Manager)
- 管理画面上部のアカウント名をクリック
- 「すべてのアカウント」を選択
- 「LINE公式アカウントの作成」から必要事項を入力
スマートフォンアプリ
- ホーム画面の左上「≡」をタップ
- アカウントリスト画面の「+アカウントを作成」を選択
- 必要事項を入力
開設そのものは数分で終わります。手順は公式LINEとは?できること・料金・始め方を解説と同じです。
アカウントの切り替え方
複数持つと、次に必要になるのが切り替えです。同時に2つの画面は開けません。
- PC:上部のアカウント名 →「すべてのアカウント」から選ぶ
- アプリ:左上の「≡」→ 使いたいアカウントを選ぶ
ここを知らないと、「作ったはずのアカウントが見つからない」という状態になります。消えたのではなく、別の箱を開いているだけです。
ここからが本題|1つずつ独立している
ここまでが操作の話です。調べれば分かる範囲でもあります。
そのうえで、ここからが今日いちばん書きたいことです。
アカウントを増やすというのは、設定を増やすことではありません。箱そのものが増えます。
とくに押さえておきたいのが友だちです。LINEヤフーの解説にも、「それぞれのアカウントで友だち集めが必要」と明記されています。
新しく作ったアカウントは、友だち0人から始まります。既存のアカウントから移すことはできません。
だから分けるときは、「この箱には、誰に入ってもらうのか」を先に決めておくと迷いません。店舗ごと、部署ごと、商品ジャンルごと。入る人が違うなら、箱を分ける意味があります。
グループ機能で束ねられる
独立した箱を、まとめて扱う仕組みもあります。「グループ」機能です。
同じグループに属するアカウントを一括で設定でき、グループ内の全アカウントの友だちへまとめて配信できます。
複数の店舗に同じお知らせを出したいときなど、1つずつ開いて書き直す必要がなくなります。
ただし、権限によって制限があります。送信権限なし・分析権限なしという設定も存在するので、任せる相手ごとに確認してください。
権限は「管理者」と「運用担当者」
1つのアカウントには、権限の種類を問わず100人までメンバーを登録できます。
基本となる権限は2つです。
- 管理者 — アカウントの設定変更やメンバーの管理まで行えます
- 運用担当者 — 配信や分析などの運用を担当します
LINEヤフーのFAQには、管理権限が「運用担当者」の場合、認証済アカウントの申請はできませんと明記されています。申請するときは、管理者の権限を持つ人が行う必要があります。
このほか、送信権限なし・分析権限なしといった、できることを絞った設定も存在します。
組み合わせの詳細は変わることがあるので、実際に付与する前に管理画面の「権限管理」で確認してください。他社の解説記事の一覧表と、いまの画面が一致しない場合があります。
権限を追加する手順
Web版の管理画面では、こう進みます。
- 「設定」→「権限管理」を選択
- 「メンバーの追加」をクリック
- 付与する権限の種類を選ぶ
- 「URLを発行」を選択
- 発行された認証用URLを、追加したい人にメールなどで共有
アプリ版では「設定」→「権限」→「メンバーを追加」から発行できます。
権限が追加できないとき
ここでつまずく相談が多いので、原因を3つに整理します。
① URLの期限が切れている
認証用URLは発行から24時間で失効します。翌日に送ると使えません。渡す直前に発行してください。
② 1本のURLを使い回している
1回の発行につき、有効なのは1人だけです。3人に渡すなら3回発行します。全員に同じURLを転送すると、2人目以降は追加できません。
③ 相手側の設定が済んでいない
追加される側も、LINEログイン用のメールアドレス設定を済ませておく必要があります。ここが未設定だと、URLを開いても進めません。
この3つはすべて相手に渡す前に潰せます。発行してから慌てないよう、先に確認しておいてください。
よくある質問
Q公式LINEは何個まで作れますか?
A1つのビジネスIDにつき最大100個です。認証済・未認証どちらでも同じです。
Q今の友だちを、新しいアカウントに移せますか?
A移せません。それぞれのアカウントで友だち集めが必要です。新しいアカウントは0人から始まります。
Qアカウントの切り替えはどこからですか?
APCは上部のアカウント名→「すべてのアカウント」、アプリは左上の「≡」から選びます。
Q複数のアカウントにまとめて配信できますか?
Aできます。「グループ」機能を使うと、グループ内の全アカウントの友だちへ一括配信できます。
Q管理者は何人まで追加できますか?
A1アカウントにつき100人までです。「設定」→「権限管理」→「メンバーの追加」から認証用URLを発行します。
Q発行したURLを全員に転送してもいいですか?
Aいけません。1回の発行につき1人だけ有効で、24時間で失効します。人数ぶん発行してください。
Q運用担当者でも認証済アカウントの申請はできますか?
Aできません。管理者の権限を持つ人が申請する必要があります。
まとめ|箱が増える、という理解
この記事では、公式LINEアカウントを複数持つ方法と、アカウントごとに何が独立しているかを整理しました。
この記事の要点
- 1つのビジネスIDで最大100個まで作れる。認証済・未認証を問わない
- 作成も切り替えも管理画面から。PCは「すべてのアカウント」、アプリは「≡」
- 友だち・プラン・権限・設定は、アカウントごとに独立している
- 友だちは引き継げない。新しいアカウントは0人から
- グループ機能だけが複数の箱をまたげる。一括設定と一括配信ができる
- 権限は管理者と運用担当者。運用担当者は認証済アカウントの申請ができない
- 権限のURLは24時間で失効・1回1人。相手のメールアドレス設定も必要
アカウントを増やすというのは、機能を足すことではありません。独立した箱を、もう1つ立てることです。
だから決めるのは個数ではなく、それぞれの箱に誰が入るのかです。入る人が違うなら分ける意味があり、同じなら1つで足ります。
私がツールをつくるときも、アカウントを増やせること自体は目的にしていません。箱ごとに、入口から出口までが最初からつながっていることを中心に置いています。
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