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公式LINEアンケートの作り方|20件未満は見られない

公式LINE(LINE公式アカウント)のリサーチ機能でアンケートを作る手順と、質問数7つ・選択肢10個などの上限を整理しました。回答が20件集まらないと結果をダウンロードできない条件と、未認証アカウントの制限、配り方で通数が変わる点まで解説します。

公開 2026-08-06 最終更新 2026-08-06 出典はすべて一次ソースで確認済み
公式LINEアンケートの作り方|20件未満は見られない
相談者

友だちにアンケートを取りたいのですが、公式LINEだけでできますか?

中川 瞬中川 瞬

できます。ただ、先に1つだけ知っておいてほしい条件があります。そこから書きますね。

公式LINEには、アンケートを作って配る機能があります。「リサーチ」という名前です。

先に、いちばん引っかかりやすい条件をお伝えします。回答が20件集まらないと、結果をダウンロードできません。

作れないのではありません。配れて、答えも届いているのに、中身が見られないという状態になります。

この記事では、作り方と上限を整理したうえで、後半で「何のために聞くか」を書きます。

公式LINEのアンケート機能とは

管理画面の「リサーチ」から作ります。投票形式とアンケート形式のページを作り、トークに配信できます。

設定できる回答形式は3つです。

  • 自由回答(文章で書いてもらう)
  • 単一回答(1つだけ選ぶ)
  • 複数回答(複数選べる)

これとは別に、「アカウント満足度調査」という機能もあります。こちらは無料で使えますが、90日間に1回しか実施できません。

アンケートの作り方|5つの設定

作成画面で設定するのは、順に5つです。

友だちが見る順番と、設定する順番は同じです 1 基本設定 期間・表示画像 2 紹介ページ なぜ聞くのかを書く 3・4 質問 属性 → 自由形式 5 サンクスページ クーポンを置ける 見落とされやすいのは5番。回答したあとに何を渡すかを、ここで決めます。
【図1】設定は5か所。最後のサンクスページに、次の動線を置けます。ここを空のままにすると、答えて終わりになります。

保存すると、配信方法を選べるようになります。

質問は7つ、選択肢は10個まで

上限が決まっています。質問は最大7つ、選択肢は各形式で最大10個です。

7つは、思っているより少ない数です。属性(年齢・性別・居住地)を聞くと、それだけで3つ使います。本当に聞きたいことに残るのは4つです。

カスタム選択肢の上限(LINEヤフー公式マニュアル)

年齢は15選択肢、性別は10選択肢、居住地は50選択肢まで。いずれも文字数は70文字までです。

未認証だと、自由回答が使えません

ここは見落とされやすい点です。

未認証アカウントでは「自由回答」形式が利用できません。選択肢から選んでもらう形式だけになります。

つまり「生の言葉」がいちばん欲しいときに、それが取れないということです。選択肢は、こちらが用意した答えの中から選ばせるものなので、想定外の声は出てきません。

自由回答が必要なら、先に認証を取るかどうかの判断が要ります。

結果は20件集まらないと見られない

そして、いちばん大きな条件がこれです。

リサーチの結果はExcel形式でダウンロードできます。ただし、回答が20件以上集まらないとダウンロードできません。

友だちが少ないうちにアンケートを配ると、ここで止まります。答えは届いているのに、中身が見られません。

20件に届かせるには、友だちが何人必要か 回答してくれる割合 必要な友だちの数(20件ぶん) 5% 400人 10% 200人 20% 100人 30% 67人 20 ÷ 回答率で出ます。回答率はアカウントによって変わるので、自分の数字で計算してください。
【図2】単純な割り算です。友だちが50人のうちは、全員が答えても20件に届きません。

ダウンロードできるのは50,000行までで、1ユーザーが1行として数えられます。

配り方で、通数が変わります

作ったアンケートは、4か所から配れます。

  • メッセージ配信
  • LINE VOOM
  • あいさつメッセージ
  • 自動応答メッセージ

ここで費用に差が出ます。メッセージ配信で送れば通数を消費しますが、残りの3つは通数を消費しません。

無料プランで配るなら

あいさつメッセージに置くのが、いちばん通数を使いません。友だち追加した人に自動で届き、200通の枠を削りません。通数の数え方は公式LINEの料金プラン|無料200通は「人数×回数」で決まるで整理しています。

ここからが本題|何のために聞くか

ここまでが機能の話です。調べれば分かる範囲でもあります。

そのうえで、ここからが今日いちばん書きたいことです。

アンケートで多い失敗は、質問の作り方ではありません。取ったあとに、使わないことです。

「ご意見をお聞かせください」で集めた自由回答は、読んで終わりになりがちです。読んだ感想は残りますが、配信は何も変わりません。

アンケートは「聞く」機能ではなく「分ける」機能

回答は、次の配信を誰に出すかを決めるために取ってください。

たとえば「いま困っていること」を3択で聞いたとします。回答が分かれたら、それぞれに違う内容を送れます。全員に同じものを送らずに済みます。

これは通数の話でもあります。200通しかない枠を、届く相手に絞って使えるということです。

聞いた答えで配信が変わらないなら、その質問は要りません。

7つしかないから、先に決める

質問は7つまでです。属性で3つ使えば、残りは4つ。この制約は、むしろ助けになります。

「聞けるだけ聞く」ができないので、先に「この回答をどう使うか」を決めるしかなくなります。決まっていない質問は、入りません。

私が質問を作るときの順番

質問文から書きません。先に「回答A・B・Cのそれぞれに、何を送るか」を書きます。送るものが決まらない選択肢は、その時点で消します。残ったものが質問になります。

答えてもらった人に、何を渡すか

もう1つ、空欄のまま公開されやすい場所があります。サンクスページです。

ここにはクーポンやメッセージを置けます。答えてくれた人が最後に見る画面なので、次の動線を渡せる場所です。

空のままだと、答えて終わりになります。回答率にも影響します。答える前に「答えたら何があるか」が見えているかどうかで、途中でやめる人の数が変わります。

よくある質問

Qアンケートは無料で作れますか?

A作れます。リサーチの作成に費用はかかりません。ただしメッセージ配信で送ると通数を消費します。

Q回答が20件に届かないとどうなりますか?

A結果をダウンロードできません。友だちが少ないうちは、先に友だちを増やすほうが順番として先です。

Q質問は何個まで設定できますか?

A最大7つです。選択肢は各形式で最大10個までです。

Q自由回答が選べないのですが?

A未認証アカウントでは自由回答が使えません。選択肢形式のみになります。

Qアカウント満足度調査との違いは何ですか?

A満足度調査はアカウントへの評価を聞く専用の無料機能で、90日に1回までです。自由に質問を作りたいならリサーチを使います。

Q通数を使わずに配る方法はありますか?

Aあります。あいさつメッセージ・自動応答メッセージ・LINE VOOMから配れば、通数を消費しません。

まとめ|アンケートは「分ける」ために取る

この記事では、公式LINEのリサーチ機能の作り方と上限、そして何のために取るかを整理しました。

この記事の要点

  • 作るのは「リサーチ」から。自由回答・単一回答・複数回答の3形式
  • 質問は最大7つ、選択肢は10個まで。属性で3つ使うと残りは4つ
  • 未認証アカウントは自由回答が使えない。生の声が取れない
  • 回答20件未満は結果をダウンロードできない。必要な友だち数は 20÷回答率
  • 配り方で通数が変わる。あいさつ・自動応答・VOOMなら0通
  • 聞いた答えで配信が変わらないなら、その質問は要らない

アンケートは、意見を集める機能だと思われがちです。ですが公式LINEの中では、次に誰へ何を送るかを決めるための機能として使うほうが、結果が出ます。

そして20件の条件があるということは、アンケートは友だちを集めたあとの打ち手だということでもあります。順番を逆にすると、作っても中身が見られません。

だから私は、アンケートを「聞く場所」ではなく配信の出し分けを決める場所として設計しています。答えを受け取ったあと、どこへつなぐかが決まっていることのほうが先です。

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