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CyfonsとMOSHの比較|手数料で利益が減る

会員サイト・オンラインサロンを作る2つの道具、Cyfons(買い切り)とMOSH(初期0円・手数料型)を比べました。MOSHは1万円売ると手数料で約750円が引かれます。何件売ると買い切りが得になるか、どちらを選んでも残る弱点まで解説します。

公開 2026-08-07 最終更新 2026-08-07 出典はすべて一次ソースで確認済み
CyfonsとMOSHの比較|手数料で利益が減る
相談者

会員サイトやオンラインサロンを始めたくて、Cyfonsと、無料で始められるMOSHで迷っています。

中川 瞬中川 瞬

「始めやすさ」ならMOSH、「売れてきた後」ならCyfonsです。分かれ目は件数で決まるので、そこまで書きますね。

Cyfons(サイフォンス)MOSH(モッシュ)は、どちらも会員サイトやオンラインサロンを作れる道具です。ですが、お金のかかり方が正反対です。

Cyfonsは買い切りで、売れても手数料はかかりません。MOSHは初期・月額0円で始められるかわりに、売れるたびに手数料が引かれます。

だから答えは「今どちらが安いか」では決まりません。手軽なほうを選ぶと、売れ始めた頃に手数料の重さに気づきます。この記事では、その分かれ目が「何件売ったか」で決まる理由を書きます。

なお、海外製のTeachableとの比較は CyfonsとTeachableの比較 にまとめています。この記事は国産のMOSHに絞ります。

MOSHとは|スマホで完結する手数料型

MOSH(モッシュ)は、予約・販売ページ・決済・サブスク・会員サイトまでを、スマホひとつで扱える国産のプラットフォームです。

いちばんの特徴は、初期費用も月額も0円で始められること。会員専用ページを作り、動画や限定投稿を会員にだけ渡せます。月謝の回収やオンラインサロンにも向きます。

  • 決済・集金まで込み:クレジットカードで事前に集金でき、手集金の手間がない
  • サブスク(月額課金)に対応:会員限定の動画・ブログ・ラジオを継続で渡せる
  • 設置がいらない:サーバーの用意も不要。申し込めばすぐ売り始められる

そのかわり、売れた分だけ手数料がかかります。クレジットカード決済の場合で、売上のおよそ7%前後が目安です(手数料は改定・決済方法・プランで変わるため、公式サイトで最新を確認してください)。

MOSHの弱いところ

手軽さと引き換えに、分析機能やチャット機能は弱めだと言われます。会員を「集めて売る」ことはできても、データを見て改善する・会員同士を交流させる用途では物足りなさが出ることがあります。

Cyfonsとは|買い切りで自前に持つ

Cyfons(サイフォンス)は、IDとパスワードで入る会員サイトを作り、会員管理とメール配信までを一本にまとめた買い切り型のツールです。

特徴は、一度買えば、ライセンス費用がずっとかからないこと。料金は買い切りで、相場は3万円前後です(金額は購入時に公式で確認してください)。会員ランクでの出し分けや、ステップメール配信もできます。

そのかわり、動かす場所は自分で用意します。自分のサーバーに設置して使うため、サーバー代とドメイン代が別途かかります。また、決済は本体に含まれないため、課金するなら決済サービスとの連携を自分で用意します。

MOSH(初期0円・手数料型) ・初期も月額も0円で始められる ・決済・集金・サブスクが込み ・売れるほど、手数料が増える お金のかかり方 変動費(売上の約7%前後) Cyfons(買い切り) ・一度払えば、手数料は0 ・自分のサーバーに設置して使う ・決済は自分で連携する お金のかかり方 固定費(先に払い、あとは一定)
【図1】MOSHは売れた分だけ払う変動費、Cyfonsは先に払う固定費です。始めやすさと、売れた後の手残りが逆になります。

手数料の比較|1万円で残る額

数字で見ると、違いがはっきりします。

MOSHで1万円の商品が売れると、手数料でおよそ700〜750円が引かれ、手元に残るのは約9,250〜9,300円です。Cyfonsは手数料が0なので、決済会社の手数料を除けば、ほぼ全額が残ります。

1万円が売れたとき、手元に残る額(イメージ) MOSH 残り 約9,250円 手数料 約750円 Cyfons 残り ほぼ全額(手数料0) ※ MOSHの手数料は約7%前後(改定・決済方法で変動)。Cyfonsは別途サーバー代と決済会社の手数料がかかります。 ※ 金額は理解のためのイメージです。正確な料率は各公式でご確認ください。
【図2】1件あたりの手残りは、Cyfonsのほうが多くなります。ただしCyfonsは、その前に買い切り代とサーバー代を払っています。

ここで「じゃあCyfonsが得だ」とは決まりません。Cyfonsは先に買い切り代(3万円前後)とサーバー代を払っているからです。手数料の差でこの初期費用を取り返すには、ある程度の販売数が要ります。

ざっくり言うと、1万円の商品なら、40件ほど売ったあたりが分かれ目です(3万円 ÷ 1件あたりの手数料差750円 ≒ 40件・イメージ)。それより少ないうちはMOSH、それより多く売るならCyfonsが手元に残ります。

どちらを選ぶか|売る数で決まる

機能の多さでは決めないでください。「これからどれくらい売るか」と「設置・運用を自分でやれるか」で、ほぼ決まります。

MOSHが向く人 ◯ これから始める/まず試したい ◯ 初期費用をかけたくない ◯ 設置や決済連携をやりたくない ◯ スマホ中心で回したい = 手数料を払って、手間を省く Cyfonsが向く人 ◯ すでに安定して売れている ◯ 会員数が多い/単価が高い ◯ 手数料を払い続けたくない ◯ サーバー設置に抵抗がない = 固定費にして、売上を手元に残す
【図3】優劣ではなく、いまの段階で選びます。MOSHで始めて、売れてきたらCyfonsに移るのも自然な流れです。

よくある失敗は、手軽さだけでMOSHを選び、売れ始めてから手数料の重さに気づくことです。逆に、まだ売れていないのに買い切り+サーバー設置から入り、設定で止まってしまうのもよく見ます。

件数がまだ読めないうちは、初期費用のかからないMOSHから始めるほうが、失敗は小さく済みます。

どちらにも残る、同じ弱点

ここまでは違いの話でした。最後に、どちらを選んでも残る問題を書きます。ここが、いちばん相談の多いところです。

MOSHもCyfonsも、「会員サイト(渡す場所)を作る道具」です。ですが、会員サイトはログインの向こう側にあるため、検索から人が来ません。どちらを選んでも、人を連れてくる「入口」は別に用意する必要があります。

公式LINE、メールマガジン、LP。そこから人を連れてきて、初めて会員サイトに入ってもらえます。この入口は、MOSHにもCyfonsにも含まれていません。

もう1つ、手数料型のMOSHに特有の弱点があります。売上も会員も、プラットフォーム側に貯まることです。MOSHをやめると、積み上げた会員との接点も一緒に失いやすい。これは、公式LINEの友だちを他社に持ち出せないのと同じ構造です。

買い切りのCyfonsは、この点では自分に資産が残ります。そのかわり、入口も決済連携も、つなぎ目を全部自分で組むことになります。

よくある質問

Q結局、CyfonsとMOSHはどちらが安いですか?

A売る件数で逆転します。少ないうちはMOSH(初期0円)、多く売るならCyfons(手数料0)が手元に残ります。1万円の商品なら40件前後が目安です。

QMOSHの手数料はいくらですか?

Aクレジットカード決済で売上のおよそ7%前後が目安です。1万円売ると約750円が引かれます。料率は改定されるため、必ず公式で最新を確認してください。

QCyfonsは月額料金がかからないのですか?

Aライセンスは買い切りでかかりません。ただしサーバー代とドメイン代は別途必要で、決済を使うなら決済会社の手数料もかかります。「完全に0円で回る」わけではありません。

Qオンラインサロンをやるならどちらですか?

A始めやすさならMOSHです。ただし会員同士の交流(チャット)や分析は弱めなので、そこを重視するなら別の仕組みも検討してください。

Qどちらを選んでも会員が増えません

Aツールの問題ではなく、入口がない可能性が高いです。会員サイトは検索に出ないので、公式LINEやLPなどの外側の導線がなければ、ログイン画面の前に誰も来ません。

まとめ|手数料か買い切りか、の前に

この記事の要点

  • MOSHは初期0円・手数料型(変動費)、Cyfonsは買い切り(固定費)
  • MOSHは1万円で約750円が引かれる。件数が増えるほど手数料の総額は増える
  • 1万円の商品なら40件前後で、買い切りのほうが得になる(逆転)
  • 選ぶ基準は機能ではなく、これから売る件数と、設置を自分でできるか
  • どちらも「入口」は含まれない。MOSHは顧客がプラットフォーム側に残る

他の会員サイトツールも含めて選ぶなら、会員サイトのおすすめ比較で全体像を整理しています。

私が相談を受けてきた中で、ツール選びで止まる人の多くは、比べる軸を「今の始めやすさ」や「今の安さ」に置いていました。そこではなく、「売れたときにどちらが残るか」「入口まで含めて回るか」で見ると、迷いが減ります。

だから私は、ツールをつくるときに「会員サイトを作れること」だけを機能として置きませんでした。入口(公式LINE・LP)と会員サイトが、最初からつながっていることを中心に置いています。

質問に答えると仕組みの型が図で出て、入口のLPも、公式LINEも、会員サイトも、URLが発行された状態で完成します。手数料か買い切りかで悩む前の、「入口ごと、ひとつながりで持てる状態」を用意しました。

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