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CyfonsとMOSHの比較|手数料で利益が減る
会員サイト・オンラインサロンを作る2つの道具、Cyfons(買い切り)とMOSH(初期0円・手数料型)を比べました。MOSHは1万円売ると手数料で約750円が引かれます。何件売ると買い切りが得になるか、どちらを選んでも残る弱点まで解説します。

会員サイトやオンラインサロンを始めたくて、Cyfonsと、無料で始められるMOSHで迷っています。
中川 瞬「始めやすさ」ならMOSH、「売れてきた後」ならCyfonsです。分かれ目は件数で決まるので、そこまで書きますね。
Cyfons(サイフォンス)と MOSH(モッシュ)は、どちらも会員サイトやオンラインサロンを作れる道具です。ですが、お金のかかり方が正反対です。
Cyfonsは買い切りで、売れても手数料はかかりません。MOSHは初期・月額0円で始められるかわりに、売れるたびに手数料が引かれます。
だから答えは「今どちらが安いか」では決まりません。手軽なほうを選ぶと、売れ始めた頃に手数料の重さに気づきます。この記事では、その分かれ目が「何件売ったか」で決まる理由を書きます。
なお、海外製のTeachableとの比較は CyfonsとTeachableの比較 にまとめています。この記事は国産のMOSHに絞ります。
MOSHとは|スマホで完結する手数料型
MOSH(モッシュ)は、予約・販売ページ・決済・サブスク・会員サイトまでを、スマホひとつで扱える国産のプラットフォームです。
いちばんの特徴は、初期費用も月額も0円で始められること。会員専用ページを作り、動画や限定投稿を会員にだけ渡せます。月謝の回収やオンラインサロンにも向きます。
- 決済・集金まで込み:クレジットカードで事前に集金でき、手集金の手間がない
- サブスク(月額課金)に対応:会員限定の動画・ブログ・ラジオを継続で渡せる
- 設置がいらない:サーバーの用意も不要。申し込めばすぐ売り始められる
そのかわり、売れた分だけ手数料がかかります。クレジットカード決済の場合で、売上のおよそ7%前後が目安です(手数料は改定・決済方法・プランで変わるため、公式サイトで最新を確認してください)。
手軽さと引き換えに、分析機能やチャット機能は弱めだと言われます。会員を「集めて売る」ことはできても、データを見て改善する・会員同士を交流させる用途では物足りなさが出ることがあります。
Cyfonsとは|買い切りで自前に持つ
Cyfons(サイフォンス)は、IDとパスワードで入る会員サイトを作り、会員管理とメール配信までを一本にまとめた買い切り型のツールです。
特徴は、一度買えば、ライセンス費用がずっとかからないこと。料金は買い切りで、相場は3万円前後です(金額は購入時に公式で確認してください)。会員ランクでの出し分けや、ステップメール配信もできます。
そのかわり、動かす場所は自分で用意します。自分のサーバーに設置して使うため、サーバー代とドメイン代が別途かかります。また、決済は本体に含まれないため、課金するなら決済サービスとの連携を自分で用意します。
手数料の比較|1万円で残る額
数字で見ると、違いがはっきりします。
MOSHで1万円の商品が売れると、手数料でおよそ700〜750円が引かれ、手元に残るのは約9,250〜9,300円です。Cyfonsは手数料が0なので、決済会社の手数料を除けば、ほぼ全額が残ります。
ここで「じゃあCyfonsが得だ」とは決まりません。Cyfonsは先に買い切り代(3万円前後)とサーバー代を払っているからです。手数料の差でこの初期費用を取り返すには、ある程度の販売数が要ります。
ざっくり言うと、1万円の商品なら、40件ほど売ったあたりが分かれ目です(3万円 ÷ 1件あたりの手数料差750円 ≒ 40件・イメージ)。それより少ないうちはMOSH、それより多く売るならCyfonsが手元に残ります。
どちらを選ぶか|売る数で決まる
機能の多さでは決めないでください。「これからどれくらい売るか」と「設置・運用を自分でやれるか」で、ほぼ決まります。
よくある失敗は、手軽さだけでMOSHを選び、売れ始めてから手数料の重さに気づくことです。逆に、まだ売れていないのに買い切り+サーバー設置から入り、設定で止まってしまうのもよく見ます。
件数がまだ読めないうちは、初期費用のかからないMOSHから始めるほうが、失敗は小さく済みます。
どちらにも残る、同じ弱点
ここまでは違いの話でした。最後に、どちらを選んでも残る問題を書きます。ここが、いちばん相談の多いところです。
MOSHもCyfonsも、「会員サイト(渡す場所)を作る道具」です。ですが、会員サイトはログインの向こう側にあるため、検索から人が来ません。どちらを選んでも、人を連れてくる「入口」は別に用意する必要があります。
公式LINE、メールマガジン、LP。そこから人を連れてきて、初めて会員サイトに入ってもらえます。この入口は、MOSHにもCyfonsにも含まれていません。
もう1つ、手数料型のMOSHに特有の弱点があります。売上も会員も、プラットフォーム側に貯まることです。MOSHをやめると、積み上げた会員との接点も一緒に失いやすい。これは、公式LINEの友だちを他社に持ち出せないのと同じ構造です。
買い切りのCyfonsは、この点では自分に資産が残ります。そのかわり、入口も決済連携も、つなぎ目を全部自分で組むことになります。
よくある質問
Q結局、CyfonsとMOSHはどちらが安いですか?
A売る件数で逆転します。少ないうちはMOSH(初期0円)、多く売るならCyfons(手数料0)が手元に残ります。1万円の商品なら40件前後が目安です。
QMOSHの手数料はいくらですか?
Aクレジットカード決済で売上のおよそ7%前後が目安です。1万円売ると約750円が引かれます。料率は改定されるため、必ず公式で最新を確認してください。
QCyfonsは月額料金がかからないのですか?
Aライセンスは買い切りでかかりません。ただしサーバー代とドメイン代は別途必要で、決済を使うなら決済会社の手数料もかかります。「完全に0円で回る」わけではありません。
Qオンラインサロンをやるならどちらですか?
A始めやすさならMOSHです。ただし会員同士の交流(チャット)や分析は弱めなので、そこを重視するなら別の仕組みも検討してください。
Qどちらを選んでも会員が増えません
Aツールの問題ではなく、入口がない可能性が高いです。会員サイトは検索に出ないので、公式LINEやLPなどの外側の導線がなければ、ログイン画面の前に誰も来ません。
まとめ|手数料か買い切りか、の前に
この記事の要点
- MOSHは初期0円・手数料型(変動費)、Cyfonsは買い切り(固定費)
- MOSHは1万円で約750円が引かれる。件数が増えるほど手数料の総額は増える
- 1万円の商品なら40件前後で、買い切りのほうが得になる(逆転)
- 選ぶ基準は機能ではなく、これから売る件数と、設置を自分でできるか
- どちらも「入口」は含まれない。MOSHは顧客がプラットフォーム側に残る
他の会員サイトツールも含めて選ぶなら、会員サイトのおすすめ比較で全体像を整理しています。
私が相談を受けてきた中で、ツール選びで止まる人の多くは、比べる軸を「今の始めやすさ」や「今の安さ」に置いていました。そこではなく、「売れたときにどちらが残るか」「入口まで含めて回るか」で見ると、迷いが減ります。
だから私は、ツールをつくるときに「会員サイトを作れること」だけを機能として置きませんでした。入口(公式LINE・LP)と会員サイトが、最初からつながっていることを中心に置いています。
質問に答えると仕組みの型が図で出て、入口のLPも、公式LINEも、会員サイトも、URLが発行された状態で完成します。手数料か買い切りかで悩む前の、「入口ごと、ひとつながりで持てる状態」を用意しました。
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