会員サイト
会員サイトのおすすめ比較|料金の型で選ぶ
会員サイト作成ツールを「おすすめ〇選」で並べても選べません。この記事は、Cyfons・Teachable・MOSH・WordPressなどを「料金の型」で4タイプに整理し、あなたに合う型から選ぶ方法をまとめました。どのツールにも無い共通の弱点も解説します。

会員サイトのツールが多すぎて選べません。「おすすめ〇選」を見ても、結局どれがいいのか分かりません。
中川 瞬機能表を見比べても決まりません。決め手は機能ではなく「料金の型」なので、そこで分けて説明しますね。
会員サイトのツールは、「おすすめ9選」のように平積みで並べられがちです。ですが、機能表を横に見比べても、たいてい選べません。どれも「会員限定でコンテンツを渡す」という中身は同じだからです。
本当の分かれ目は、機能ではありません。会員サイトのツールは、料金の型で選びます。この記事では、主要なツールを4つの型に整理して、あなたに合う型から選べるようにします。
会員サイトそのものの作り方・費用は 会員サイトの作り方 に、無料で作る範囲は 会員サイトは無料で作れるのか にまとめてあります。この記事は「どのツールを選ぶか」に絞ります。
会員サイトの選び方|機能で選ばない
会員サイトのツールは、機能だけ見るとどれも似ています。会員登録、ログイン、コンテンツの出し分け、決済。ここに大きな差はありません。
差が出るのは、「お金のかかり方」と「自分で運用する範囲」です。買い切りか、月額か、売上からの手数料か。サーバーを自分で持つか、全部おまかせか。この2つで、向き不向きがほぼ決まります。
会員サイトの料金は4タイプ
主要なツールを、料金の型で分けると4つになります。
① 買い切り型|Cyfons
一度払えば、あとはライセンス費がかからない型です。代表は Cyfons(サイフォンス)。手数料が0なので、売れているほど手元に残ります。そのかわり、サーバー設置と決済連携は自分で用意します。
手数料型(③)と迷う場合は、CyfonsとMOSHの比較 と CyfonsとTeachableの比較 で、逆転する分かれ目を数字で説明しています。
② 月額固定型|会員管理SaaS・Kajabi
毎月の定額で、機能一式を借りる型です。会員管理SaaSや、海外の Kajabi(カジャビ) などが該当します。高機能で安定しますが、売上が少ない月も定額がかかるのが重さになります。ある程度の規模が見えてから向く型です。
③ 手数料型|MOSH・note・FANTS
初期・月額0円で始められ、売れた分だけ手数料を払う型です。国産の MOSH(モッシュ)、note メンバーシップ、オンラインサロン特化の FANTS(ファンツ)、海外の Teachable などがここです。
始めやすさは一番ですが、売れるほど手数料の総額が増え、顧客がプラットフォーム側に貯まります。これから始める人に向いています。
④ 無料+自作型|WordPress
WordPressに無料プラグインを入れて、自分で組む型です。費用は抑えられますが、サーバー代・保守・つなぎ込みは自分持ちになります。触れる人がいる場合の選択肢です。詳しくは 会員サイトは無料で作れるのか にまとめました。
用途で変わる|サロン・講座・物販
型が決まったら、次は用途です。同じ会員サイトでも、何を渡すかで向くツールが変わります。
どれを選ぶか|3つの質問で決まる
迷ったら、次の3つに答えてください。順番に見ていくと、型が1つに絞れます。
- もう売れているか? → いいえなら、初期0円の手数料型から。はいなら次へ
- 手数料を払い続けたくないか? → はいなら、買い切り(Cyfons)。手間を省きたいなら月額固定
- 自分でサーバーを触れるか? → はいなら買い切り・自作も可。いいえなら手数料型・月額固定
この3つで、たいてい型が決まります。機能の数ではなく、「今の売上」と「自分でやれる範囲」で選ぶと、迷いが消えます。
位置づけ|1枚の地図で見る
ここまでの型と代表ツールを、1枚に並べるとこうなります。横は料金の型、縦は「どこまで自分でやるか」です。
地図の各ツールを、個別に詳しく見るならこちらです。
- 手数料型:MOSHの手数料
- 月額型:Kajabiの料金 / Teachableの料金
- 買い切り型:Cyfonsのデメリット(MOSHと比較 / Teachableと比較)
- ツールの選び方全体:会員サイトのツール
作り方・費用・無料の範囲は 作り方/費用/無料で作る に、外注は 制作会社 にまとめています。
どのツールにも無い「入口」
最後に、どの型を選んでも残る問題を書きます。ここが、いちばん相談の多いところです。
4つの型のどれを選んでも、作れるのは「会員サイト(渡す場所)」です。ですが、会員サイトはログインの向こう側にあるため、検索から人が来ません。どのツールを選んでも、人を連れてくる「入口」は別に必要です。
公式LINE、メールマガジン、LP。そこから人を連れてきて、初めて会員サイトに入ってもらえます。この入口は、どのツールの比較表にも載っていません。比較で語られるのは「渡す場所」の機能だけだからです。
会員サイトが埋まらない相談の多くは、ツール選びの失敗ではなく、入口を用意する前に会員サイトから作ってしまったことが原因でした。順番の話は 会員サイトの作り方 に詳しく書いています。
よくある質問
Q結局、初心者にはどれがおすすめですか?
Aまだ売れていないなら、初期0円の手数料型(MOSHなど)から始めるのが失敗が小さいです。売れてきたら、手数料0の買い切り(Cyfons)に移すと手元に残ります。
Q買い切りと手数料型、どちらが安いですか?
A売る量で逆転します。少ないうちは手数料型、多く売るなら買い切りです。分かれ目の目安は CyfonsとMOSHの比較 に数字で書きました。
QWordPressで自作するのは安いですか?
A初期は安いですが、サーバー代・保守・つなぎ込みが自分持ちになります。触れる人がいるかで判断してください。詳しくは 無料で作れるのか に。
Qオンラインサロンならどれがいいですか?
A始めやすさなら手数料型(MOSH・FANTS・note)です。ただし会員同士の交流や分析の作り込みは、ツールによって差があります。
Q比較サイトの「おすすめ〇選」で選んでいいですか?
A顔ぶれを知るには役立ちます。ただし機能の一覧で並んでいるだけのことが多く、料金の型と、入口が別に要ることまでは書かれていません。そこは自分で確認してください。
まとめ|結局どれがいいのか
この記事の要点
- 会員サイトのツールは、機能でなく料金の型(買い切り・月額固定・手数料・無料自作)で選ぶ
- まだ売れていないなら手数料型で小さく始める(MOSHなど)
- 売れてきたら買い切り(Cyfons)へ移すと、手数料の分が手元に残る
- 選ぶ基準は「今の売上」と「自分でやれる範囲」の2つ
- どの型にも「入口」は含まれない。会員サイトは検索から来ない
私が相談を受けてきた中で、ツール選びで止まる人の多くは、比べる軸を「機能の多さ」に置いていました。そこではなく、料金の型と、入口まで含めて回るかで見ると、答えは早く出ます。
だから私は、ツールをつくるときに「会員サイトを作れること」だけを機能として置きませんでした。入口(公式LINE・LP)と会員サイトが、最初からつながっていることを中心に置いています。
質問に答えると仕組みの型が図で出て、入口のLPも、公式LINEも、会員サイトも、URLが発行された状態で完成します。どの型を選ぶかで悩む前の、「入口ごと、ひとつながりで持てる状態」を用意しました。
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