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エルわかのデメリット|料金と守備範囲

エルわか(旧サルわか)のデメリットとできないことを、2026年8月時点の公開情報で整理しました。無料が手厚くLP・決済まで持てる優秀なツールですが、詰まるのは料金ではなく段差です。無料の次が16,800円で中間が無い点と、持てるのは単発販売までで会員サイトや複数アカウントは外という守備範囲を、正直に解説します。

公開 2026-08-21 最終更新 2026-08-21 出典はすべて一次ソースで確認済み
エルわかのデメリット|料金と守備範囲
相談者

エルわかを無料で使っています。機能に不満はないのですが、この先を考えると何に気をつければいいですか?

中川 瞬中川 瞬

エルわかは無料が優秀なので、詰まるのは機能ではありません。「無料で足りなくなった次」に段差があります。そこから書きますね。

先に断っておくと、エルわかは、無料プランがかなり手厚いツールです。1,000通まで送れて、LPも作れて、決済までつなげられます。

だから不満が出るのは、機能の数でも、料金の高さでもありません。無料で足りなくなった「次」に、段差があることです。

この記事では、エルわかのデメリットとできないことを、2026年8月時点の公開情報で整理します。料金は変わるため、契約前に必ず公式で確認してください。

エルわかは、無料が手厚い

エルわかは、株式会社サルわか(東京都豊島区)が提供するLINE配信システムです。旧称はサルわかで、名称が変わっています。

まず、強みから正直に書きます。無料プランで、これだけ使えます。

  • 配信は月1,000通まで(Lステップの無料は200通)
  • リッチメニュー・回答フォーム・流入経路が各2つまで
  • LPが3ページ作れて、Stripe決済までつなげられる
  • 初期費用0円、契約期間の縛りなし

つまり、LINEで案内して、LPへ飛ばして、そのまま決済まで——この一連が、無料で1つに収まります。ここは素直に優秀です。

詰まるのは「無料の次」の段差

問題は、無料で足りなくなった時です。エルわかの有料は、いきなり16,800円まで飛びます。その間の中間プランがありません。

月額の刻み方(2026年8月時点・税込) 0円 5,000円台 16,000円台 21,000円台〜 Lステップ フリー(〜200通) スタート 5,000円 スタンダード〜 エルわか 無料(〜1,000通) — 中間が無い — 自動化 16,800円
【図1】価格の刻み方。エルわかは0円の次が16,800円で、間がありません。Lステップには5,000円の中間があります。

つまり「無料では足りないが、2万円近くは出せない」という段階で、エルわかには受け皿がありません。同じ状況でLステップなら、スタート(5,000円・〜5,000通)が選べます。

無料の各機能が「2つまで」の上限なので、3つ目のリッチメニューや、2ページ目を超えるLPが欲しくなった瞬間に、この段差の前に立たされます。

持てるのは「単発販売」まで

もう1つ、守備範囲の話です。エルわかはLPと決済を持っていますが、それは「案内して、その場で売る」までの範囲です。

エルわかが「持っている」範囲 LINE配信 LP(3ページ〜) Stripe決済 その先(別ツールで用意することになる) 会員サイト(継続の器) 複数アカウント管理 深い分析・クロス集計
【図2】点線は、エルわかの外にあるものです。単発で売るまでは1つで組めますが、続けて課金する器は持っていません。

会員制で毎月コンテンツを渡し続けるなら、会員サイトが要ります。事業が2つに増えれば、複数アカウントの管理が要ります。ここはエルわかの外です。

単発の販売で完結する使い方なら、この点は問題になりません。「続けて課金する形」に進んだ時に、初めて足りなくなります。

分析はLステップより浅い

エルわかは「LINEで案内して外で売る」方向に強いツールです。裏を返すと、LINEの中を深く分析する機能は、Lステップほど厚くありません。

誰がどの経路で来て、どのタグを持ち、どこで離脱したか。こうしたクロス分析でLINEをCRMとして使い込むなら、Lステップのほうが向きます。どちらが上ではなく、強みの方向が逆です。

旧サルわか|情報が追いにくい

細かい点ですが、実務では地味に効きます。エルわかは旧称が「サルわか」で、名称が変わっています。

そのため、検索して出てくる解説や評判が、新旧の名前で散らばっています。情報量そのものも、Lステップやエルメに比べると多くありません。導入前に判断材料を集めにくい、という不便があります。

代替を考えるのは、どんな時か

ここまでを踏まえると、エルわかから乗り換えを考えるタイミングは、はっきりしています。

  • 無料の上限を超えたが、2万円は出せない → 中間のある Lステップ などが候補
  • 深いLINE分析が要る → CRM方向のツール。4社比較で守備範囲を見比べる
  • 単発販売から、継続課金・会員制へ進む → 会員サイトを持てる仕組みへ

逆に、単発販売までを無料〜1万円台で回したいだけなら、エルわかは十分に良い選択です。乗り換える必要はありません。

よくある質問

Qエルわかとサルわかは違うツールですか?

A同じです。サルわかが旧称で、エルわかが現在の名称です。株式会社サルわかが提供しています。検索時は両方の名前で探すと情報が集まります。

Qエルわかは無料でどこまでできますか?

A月1,000通の配信、リッチメニュー・フォーム・流入経路が各2つ、LP3ページ、Stripe決済までです。単発の販売なら、無料でも一通り組めます。

Q有料プランはいくらですか?

ALINE自動化が16,800円、ZOOM連携のエルわかZが26,800円です(2026年8月時点・税込)。無料の次が16,800円で、中間のプランはありません。

Qエルわかで会員サイトは作れますか?

A作れません。LPと決済までが守備範囲で、継続課金の会員サイトは外です。会員制に進むなら、会員サイトを持てる仕組みと組み合わせることになります。

QLステップとエルわかはどちらがいいですか?

A詰まる場所で決まります。LINEの外に売り先が無くて詰まるならエルわか、LINEの中の分析が足りなくて詰まるならLステップです。Lステップとエルわかで詳しく比べています。

まとめ|エルわかの限界と選び直し

この記事では、エルわかのデメリットとできないことを整理しました。

この記事の要点

  • 無料が手厚い。1,000通・LP・Stripe決済まで無料で組める
  • 詰まるのは料金ではなく段差。無料の次が16,800円で中間が無い
  • 持てるのは単発販売まで。会員サイト・複数アカウントは外
  • LINEの中の深い分析はLステップより浅い
  • 旧サルわかで、情報が新旧に散らばり集めにくい

私が見てきた範囲では、エルわかで止まる人は、ツールを間違えた人ではありませんでした。無料で優秀だったからこそ、無料の外へ出る時に段差を感じた人です。良いツールほど、次の一段が見えにくくなります。

だから私は、ツールをつくるときに、この段差と守備範囲の外を最初から埋めておきました。会員サイト・公式LINE・LPを、無料でいくつでも使えるようにしています。単発で売った先の「続ける器」まで、同じ中に置いてあります。

会費の決済は外部の決済サービスと組み合わせて運用でき、AiCmo自身の決済機能も追加を予定しています。無料プランの制限はデータ保存90日だけで、自分でアップグレードしない限り課金は発生しません。

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