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顧客リストは資産|停止で失う前に
公式LINEやメルマガで集めた顧客リストは、人数×LTVで数百万〜数千万円の資産です。ところがアカウント停止はゼロではなく、止まれば一瞬で連絡が取れなくなります。リストの価値の計算と、プラットフォーム任せにしない備え・規模が育ったら分散する考え方を解説します。

公式LINEで友だちが増えてきたのは嬉しいのですが、もし急にアカウントが止まったら…と考えると、少し怖くなりました。何か備えておくことはありますか。
中川 瞬その感覚は、とても正しいです。集めたリストは、実はまとまった額の「資産」です。だからこそ、失わない備えが要ります。順にお話しします。
公式LINEやメルマガで集めた「リスト」を、ただの友だちの人数だと思っていないでしょうか。
それは、見方を変えるべきかもしれません。リストは、数字で価値を出せる資産です。まず、その金額を見てみます。
先に結論|リストは、資産
集客の成果を、人数だけで見ていると、大事なことを見落とします。
集めた顧客リストは、まとまった金額の資産です。だから、失わない備えが必要です。
まず、そのリストがいくらの価値を持つのか。次で、実際に計算してみます。
リストは、いくらの資産か
リストの価値は、こう計算できます。人数 × その人が生涯に使ってくれる金額(LTV)です。
たとえば、1人あたりの生涯価値を5,000円〜1万円とします。1,000人のリストがあれば、500万円〜1,000万円。これが、あなたのリストの資産価値です。
昔、呉服屋が火事のとき、真っ先に持ち出したのは商品ではなく顧客名簿だった、という話があります。連絡が取れる相手こそ、いちばんの資産だからです。
その資産は、突然消えることがある
ところが、この資産には弱点があります。プラットフォームのアカウントが、止まる可能性です。
公式LINEのアカウント停止は、ゼロではありません。もし止まれば、500万円〜1,000万円の資産に、一瞬で連絡が取れなくなります。
止まる理由や、停止されにくい作り方は 公式LINEの連携でつまずく にまとめています。
備え方1|自分の側に、控えを持つ
備えの基本は、リストを「プラットフォーム任せ」にしないことです。
公式LINEの中だけにデータを置くのではなく、自分のシステムの側にも顧客情報を貯めておく。そうすれば、片方が止まっても、連絡の糸は残ります。
ばらばらのツールだと、この控えが分断されます。一体で管理すれば、誰がどこにいるかを、自分の資産として持てます(関連:ツールをつないでも、つながらない)。
備え方2|大きくなったら、分散する
もう一つは、リストが大きくなったら「分散」することです。
1つのアカウントに全部を集めていると、そこが止まったとき、全部を失います。アクティブな層を別のアカウントにも移し、企画のたびにそこから案内する。こうすれば、一撃で全部を失うことを避けられます。
ただし、分散は管理が煩雑になります。人数が少ないうちは、1つで十分です。規模が育ってから考えれば大丈夫です。
よくある質問
Qリストの価値は、どう計算しますか?
A人数 × LTV(1人が生涯に使う額)です。1,000人 × 5,000〜1万円で、500万〜1,000万円が目安になります。
Q公式LINEは、本当に止まりますか?
A頻繁ではありませんが、ゼロではありません。業種の選び方などで、停止のリスクは下げられます。
Q何人くらいから、分散を考えればいいですか?
A決まりはありません。管理の手間と、失うリスクのバランスです。少人数のうちは、1つで問題ありません。
Qメルマガも資産になりますか?
Aなります。連絡が取れる手段は、すべて資産です。連絡手段を複数持つほど、止まっても強くなります。
まとめ|人数でなく、資産で見る
この記事の要点
- 集めたリストは、人数×LTVで数百万〜の資産
- 公式LINEのアカウント停止はゼロではない=資産が一瞬で失われうる
- 備え1=プラットフォーム任せにせず、自分の側にも顧客情報を持つ
- 備え2=大きくなったら分散。ただし少人数のうちは1つで十分
友だちの人数は、ただの数字ではありません。それは、育ててきた資産です。人数で一喜一憂するより、資産として守り、活かす。その視点が、長く続ける土台になります。
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