LP・ランディングページ
LPの書き方|刺さらない原因はここ
LP(ランディングページ)の書き方を、言葉・コピーの視点で整理しました。読まれる順番、最初の一文の作り方、機能ではなく変化を書くこと、そして「きれいに書くと刺さらない」という落とし穴まで。作り方(構成)や改善(数字)とは別に、文章そのものの型を解説します。

LPの文章がうまく書けません。テンプレートに沿って埋めたのですが、なんだか刺さらない気がして。
中川 瞬文章力の問題ではないことが多いです。順番と、言葉の選び方で変わります。とくに「きれいに書こう」とすると刺さらなくなります。整理しますね。
LPの文章が書けない、という相談をよく受けます。ですが、話を聞くと文章力が足りないわけではありませんでした。つまずいているのは、書く順番と、言葉の選び方です。
先にお伝えします。きれいに整った文章ほど、刺さりません。刺さるのは、具体的で、読む人の症状に触れる言葉です。
この記事では、LPの文章の型を、言葉の視点で整理します。ページの構成そのものは LPの作り方、公開後の直し方は LPの改善と成果の出し方 に分けてまとめています。
LPの書き方|順番で決まる
LPの文章は、書く順番でほぼ決まります。いきなり商品の説明から書くと、読まれません。読む人は、まだあなたの商品に興味がないからです。
刺さるLPは、次の順番で書かれています。
ポイントは、相手の話から始めて、商品の話は最後にすることです。読む人は「自分に関係がある」と分かって、はじめて先を読みます。
最初の一文で、読むかが決まる
いちばん力を入れるのは、最初に目に入る一文(キャッチコピー)です。ここで「自分のことだ」と思ってもらえなければ、その先は読まれません。
最初の一文には、「誰の」「どんな悩みが」「どうなるか」を入れます。商品名やサービス名は、まだ出さなくて構いません。読む人が知りたいのは、商品ではなく自分がどうなれるかだからです。
たとえば「高機能なLP作成ツール」ではなく、「文章が苦手でも、今日中に申込ページが作れる」のように、相手の状態と変化で書きます。
機能ではなく、変化を書く
本文でいちばん多い失敗が、機能の説明を並べてしまうことです。「〇〇機能つき」「××に対応」と書いても、読む人には響きません。
読む人が知りたいのは、その機能で自分がどう変わるかです。機能は「変化」に翻訳してください。
- 機能:予約リマインド機能 → 変化:当日すっぽかしが減る
- 機能:テンプレート100種 → 変化:デザインに悩まず、今日出せる
そして、変化には証拠を添えます。お客様の声、実績の数字、ビフォーアフター。言い切りだけでは信じてもらえません。数字を使うときは、実際のものだけにしてください。盛った数字は、後で必ず信頼を削ります。
きれいに書くと、刺さらない
ここが、この記事でいちばん伝えたいことです。文章を「きれいに」整えようとするほど、刺さらなくなります。
きれいな文章は、たいてい一般論になります。「あなたのビジネスを加速させます」——間違ってはいませんが、誰の心も動きません。刺さるのは、逆です。
具体的で、症状に触れる言葉が刺さる。
「集客に悩む方へ」より「広告費は増えているのに、申込が月2件から動かない方へ」。読む人が「まさに自分だ」と思う具体が、抽象的な美文より強いです。これは私の実感だけでなく、タイトルやキャッチの反応でも、症状に触れた言葉のほうが読まれています。
コツは「一人に向けて書く」ことです。全員に向けると、誰にも刺さりません。実在する一人を思い浮かべて、その人に話しかけるように書いてください。
行動は、1つに絞る
最後は、してほしい行動を1つに絞ります。申込・登録・問い合わせ。ボタンで指示することを、1つだけにしてください。
「詳しくはこちら」「資料請求」「LINE登録」を全部並べると、読む人は迷い、結局どれも押しません。迷いは、離脱に変わります。LPのゴールを1つに決め、その行動だけを、繰り返し促します。
ボタンの言葉も、変化で書きます。「送信」より「無料で申込ページを作ってみる」のほうが、押した先が想像でき、行動につながります。
書いた後に、数字で直す
最後に、大事な前提です。どんなに考えて書いても、一度で当たることはまれです。
書き方の型は、当たる確率を上げるためのものです。それでも、本当に刺さる言葉は、公開して数字を見ながら直して見つかります。最初の一文を変える、証拠を差し替える、ボタンの言葉を変える。1か所ずつ試して、反応を見ます。
この直し方は LPの改善と成果の出し方 にまとめました。書き方(この記事)と、直し方(改善)は、セットで効きます。
よくある質問
Q文章が苦手でも、LPは書けますか?
A書けます。うまい文章より、順番と具体さが効きます。相手の悩みから書き始め、機能を変化に翻訳すれば、形になります。
Qキャッチコピーは、どう作ればいいですか?
A「誰の」「どんな悩みが」「どうなるか」を入れてください。商品名は後回しで構いません。読む人は、自分がどうなれるかを知りたいからです。
Qきれいに書いたのに、反応がありません
Aきれいさが原因かもしれません。一般論は刺さりません。具体的で、症状に触れる言葉に置き換えてください。一人に向けて書くのがコツです。
Q実績や数字は、必ず要りますか?
Aあると強いですが、盛るのは逆効果です。実際の声や数字だけを使ってください。無いときは、無理に作らず、具体的な描写で補います。
Q一度書いたら、それで完成ですか?
Aいいえ。公開後に数字を見て直すのが本体です。書き方で確率を上げ、改善で当てにいきます。詳しくは LPの改善 に。
まとめ|言葉より、相手
この記事の要点
- LPの文章は順番で決まる。相手の話から、商品は最後
- 最初の一文に「誰の・どんな悩み・どうなる」を入れる
- 機能ではなく変化を書く。証拠は実際のものだけ
- きれいに書くと刺さらない。具体的で症状に触れる言葉が強い
- 行動は1つに絞る。書いた後は数字で直す
私が相談を受けてきた中で、LPの文章で止まる人は、才能が足りない人ではありませんでした。きれいに書こうとして、相手から遠ざかっていた人です。うまく書くより、一人に向けて具体的に書くほうが、ずっと届きます。
そして、書いた言葉は公開してから直して磨かれます。私がAiCmoで無料にしているのは、その土台です。LPを無料で、いくつでも公開でき、直しながら回せます。あわせて公式LINEと会員サイトも無料の一式なので、書いて・出して・つなぐまでが1つになります。
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