LP・ランディングページ
LPの作り方|作った後に成果が決まる
LP(ランディングページ)の作り方を、構成の3ブロック・5つの手順・ツール・費用まで一通り整理しました。あわせて、作った後に成果が止まる本当の場所と、LPは「作る」より「直す・つなぐ」で決まる理由も解説します。

LP(ランディングページ)を作りたいのですが、何から手をつければいいですか? 作り方の記事が多すぎて、迷っています。
中川 瞬作ること自体は、思っているより簡単です。大事なのは順番と、公開した後なので、そこまで書きますね。
結論から言うと、LPは、思っているより作れます。構成には型があり、ツールを使えば、コードを書かなくても1枚のページにできます。
ただ、私が相談を受けてきた中で多かったのは「作れない」という声ではありませんでした。「作ったのに、問い合わせも申込も増えない」という声です。
この記事では、LPの基本(とは・構成・手順・ツール・費用)を一通り整理したうえで、後半で「作ったのに動かない」が起きる場所を、精神論ではなく構造として説明します。
LPとは|1ページで1つの行動
LP(ランディングページ)とは、1ページで、1つの行動をしてもらうためのページです。申込・登録・購入・問い合わせ。ゴールを1つに絞ったページを指します。
普通のホームページとの違いは1点です。あちこちにリンクを置かないこと。ホームページは回遊してもらう場所、LPは1つの行動に集中してもらう場所です。だから、他のページへ逃がすリンクをあえて削ります。
LPの構成|3ブロックで決まる
LPの中身は、大きく3つのブロックでできています。順番にも意味があります。
いちばん力を入れるのはファーストビューです。ページを開いて最初に見える範囲で、「自分に関係がある」と思ってもらえなければ、その先は読まれません。デザインより先に、ここで何を言うかを決めます。
LPの作り方|5つの手順
作る順番は、次の5つです。デザインやツールは、4番目です。先に決めることがあります。
- ① ゴールを1つ決める:申込か、登録か、購入か。行動を1つに絞る
- ② 誰に向けるか決める:全員向けは、誰にも刺さらない。1人を思い浮かべる
- ③ 構成と文章を作る:図2の3ブロックに沿って、言うことを先に書く
- ④ ツールで形にする:ここで初めてデザイン。テンプレートを使えば早い
- ⑤ 公開して、数字を見て直す:作って終わりではない。ここが本番
よくある失敗は、①②③を飛ばして、いきなり④のツールから始めることです。何を言うかが決まっていないと、きれいなだけで反応のないページになります。③の文章そのものの型は LPの書き方 に、公開後の直し方は LPの改善 にまとめました。
LP作成ツール|4つの選択肢
形にする方法は、大きく4つです。
- ノーコードツール:ペライチ、STUDIO、Wixなど。コード不要で、いちばん早い
- WordPress+テーマ:既存サイトがあるなら、専用テーマで作れる
- デザインツール・HTML:自由度は高いが、公開や修正に手間がかかる
- 制作会社に外注:品質は高いが、直すたびに費用と時間がかかる
どれを選ぶかの基準は、機能の多さではありません。「公開した後、自分で直せるか」です。ツールごとの選び方は LP作成ツールおすすめの選び方 にまとめています。あわせて読むと、④の判断が早くなります。
LPの費用|自作と外注で変わる
費用は、作り方で大きく変わります。
初期費用だけで判断しないでください。LPは公開してから直すものです。外注すると、直すたびに費用がかかります。自分で直せるかどうかが、長い目では効いてきます。
ここからが本題|LPは公開後に決まる
ここまでが基本です。調べれば分かる範囲でもあります。そのうえで、ここからが今日いちばん書きたいことです。
LPで止まる人の多くは、作り方が分からなかったわけではありませんでした。公開した後で止まっていました。原因は、だいたい次の3つです。
① 人が来ない
LPは、公開しただけでは検索から人が来ません。1枚のページなので、SEOで上位を取るのも簡単ではありません。だから外側に「入口」が必要です。広告、公式LINE、メール、SNS。ここから連れてこないと、どれだけ良いLPでも、前に誰も立ちません。
② 直していない
LPは、一度で当たることのほうが少ないものです。公開してから、数字を見て直す。これがLPの本体です。ところが外注で作ると、直すたびに費用がかかるため、そのまま放置されがちになります。手順⑤で「自分で直せるか」を挙げたのは、このためです。
③ 受け皿がない
申込や登録が来たあと、その先につなぐ場所が要ります。決済、会員サイト、公式LINEでの案内。ここが用意されていないと、せっかくの申込が宙に浮きます。LPは単体ではなく、前(集客)と後ろ(受け皿)とつながって、初めて成果になります。
よくある質問
QLPとホームページの違いは何ですか?
Aゴールの数です。ホームページは複数ページを回遊してもらう場所、LPは1ページで1つの行動に集中してもらう場所です。LPでは、他へ逃がすリンクをあえて削ります。
QLPは無料で作れますか?
Aノーコードツールの無料枠を使えば、作ること自体はできます。ただし独自ドメインや決済、広告を使う段階で費用が出ます。「無料で作れる」の後ろには「試すところまでは」が省略されがちです。
Q自分で作るのと外注、どちらがいいですか?
A「公開した後、自分で直し続けられるか」で決めてください。LPは直すのが本体なので、直すたびに外注費がかかる構成は、改善が止まりやすいです。
QLPを作ったのに、問い合わせが増えません
Aまず入口を確認してください。LPは公開しただけでは人が来ません。広告や公式LINEなど、外側の導線がなければ、LPの前に誰も立っていない状態です。
Qどのツールで作るのがおすすめですか?
A基準は機能ではなく「自分で直せるか」です。ツールごとの違いは LP作成ツールおすすめの選び方 にまとめました。
まとめ|LPは作るより直す
この記事の要点
- LPは1ページで1つの行動に集中させるページ
- 構成は3ブロック(ファーストビュー・ボディ・クロージング)
- 作る順番は5つ。ツールは4番目、先にゴールと文章を決める
- 費用は自作〜外注で桁が変わる。「公開後に直す費用」を見落とさない
- 止まるのは作り方ではなく、公開後(入口・改善・受け皿)
私が見てきた範囲では、LPで止まる人は、努力が足りない人ではありませんでした。作り方は持っていて、「公開後に回す仕組み」を持っていなかった人です。LP単体で戦おうとして、入口と受け皿が抜けていました。
だから私は、ツールをつくるときに「LPを作れること」だけを機能として置きませんでした。入口(公式LINE)と、受け皿(会員サイト)が、最初からつながっていることを中心に置いています。
質問に答えると仕組みの型が図で出て、LPも、公式LINEも、会員サイトも、URLが発行された状態で完成します。作って終わりではなく、公開後に直しながら回せる状態で渡ります。
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