LINE拡張ツール
LステップとEDWARD|店舗かネットか
LステップとEDWARD(エドワード)を、2026年8月時点の公開情報で比較しました。この2つは同じLINE拡張ツールでも用途が別で、機能表を並べても差が出ません。会員証・ポイントカードとステップ配信、どちらが要るかで決める考え方を解説します。

LINE拡張ツールを調べていたら、EDWARDというものが出てきました。Lステップと機能表を並べたのですが、書いてあることが違いすぎて比べられません。
中川 瞬比べられなくて正解です。この2つは、そもそも用途が別です。先にどちらが要るかを決めてください。
「LINE拡張ツール比較」の記事を見ると、どのツールも同じ表の中に並んでいます。ステップ配信、タグ管理、分析。同じ軸で点数が付いています。
先にお伝えします。LINE拡張ツールには、送って売るものと、来てもらうものの2種類があります。
LステップとEDWARDは、この別々の側にいます。機能表を並べても差が出ないのは、別のカテゴリを同じ軸で比べているからです。
EDWARDはどんなツールか
EDWARD(エドワード)は、北海道デジタル・アンド・コンサルティング株式会社が提供するLINE連携システムです。LINEヤフーのテクノロジーパートナーに登録されています。
中心にあるのは会員証とポイントカードです。LINEミニアプリとLIFFという仕組みを使い、LINEの中で会員証を表示させ、来店ごとにポイントを貯める形を作ります。
導入は全国47都道府県・600社・2,400店舗とされています。数字の単位が「社」ではなく「店舗」で語られているところに、想定している使い方が出ています。
課金の考え方が違う
料金の組み立ても、根本的に違います。
| Lステップ | EDWARD | |
|---|---|---|
| 課金の単位 | プラン制 | 機能ごと |
| 何で金額が決まるか | 送れる通数 | 使う機能の数 |
| 目安 | 0円/5,000円/21,780円/32,780円 | 各機能 月5,000円〜 |
| 無料プラン | あり(〜200通) | あり(機能制限つき) |
| 無料体験 | — | 30日間、全機能 |
Lステップは「たくさん送るなら払う」という設計です。使わない機能にも、プランに含まれていれば料金は発生します。
EDWARDは「使う機能の数だけ払う」という積み上げ式です。必要になった機能を月単位で足していけます。ポイントカードだけで始めて、あとからステップ配信を足す、という増やし方ができます。
「各機能 月5,000円〜」「FREEプランあり」までは確認できましたが、無料プランで具体的に何が使えるか、初期費用、最低契約期間は公開されていません。検討する場合は、30日間の無料体験で実際に触るか、直接問い合わせるのが確実です。
会員証・ポイントカードの仕組み
EDWARDが使っているのはLINEミニアプリとLIFFという仕組みです。
ざっくり言うと、LINEの中でWebページを開く仕組みです。アプリを別に入れてもらう必要がなく、LINEのトーク画面から会員証が開きます。
ここが、紙のポイントカードや専用アプリとの違いになります。
- 紙のカード:財布に入れてもらう必要がある。忘れられる、なくなる
- 専用アプリ:インストールしてもらう必要がある。ここで大半が脱落する
- LINEミニアプリ:すでに入っているLINEの中で開く。インストールが要らない
「アプリを入れてもらう」という一段を消せるのが、この形のいちばんの利点です。実店舗で、レジ前の数十秒で登録してもらう場面を想定すると、この差は大きくなります。
送るのか、来てもらうのか
ここからが、この記事でいちばん書きたいことです。
私は同じ「LINEを使いたい」という相談を受けますが、実店舗の方とオンラインの方では、話が10分で分かれます。
実店舗の方が困っているのは、たいてい「一度来た人が、二度目に来ない」ことです。集客そのものより、再来店です。
オンラインの方が困っているのは、「登録はされるが、買われない」ことです。接点はあるのに、そこから先が進みません。
この2つは、違う問題です。同じツールでは解けません。
| 困っていること | 要るもの | 向いているほう |
|---|---|---|
| 一度来た人が、二度目に来ない | 来る理由(ポイント・会員証・クーポン) | EDWARD |
| 登録はされるが、買われない | 売るまでの道(ステップ配信・分岐) | Lステップ |
| 誰がどこまで進んだか分からない | 分析・顧客管理 | Lステップ |
| レジ前で登録してもらえない | インストール不要の入口 | EDWARD |
機能表を何時間見比べても、この振り分けは出てきません。先に自分の問題を1行で書いてから、表を見てください。それだけで、比べる相手が半分に減ります。
実店舗でLステップを選ぶなら
実店舗=EDWARD、と決めつける話でもありません。
実店舗でも、来店前に長く検討される業種——たとえば高額なサービス、教室、サロンの高単価メニューなど——では、ステップ配信で説明を重ねる形が効きます。この場合はLステップ側です。
逆に、単価が低く、来店回数で成り立つ業種——飲食、美容の定期メンテナンス、小売——では、配信を作り込むよりポイントと会員証のほうが早く効きます。
判断の目安は「決めるまでに何日かかるか」です。その場で決まるならEDWARD側、何日も検討されるならLステップ側になります。
それでも残るもの
どちらを選んでも、共通して残るものがあります。
- LINE公式アカウントの月額:拡張ツールとは別にかかります
- 配信の通数:拡張ツール経由の配信も、LINE公式アカウント側の通数を消費します
- LP・会員サイト:LINEの外の受け皿は、どちらにも含まれません
とくに2つ目は見落とされます。ツール側が「無制限」でも、LINE公式アカウントが無料プランなら送れるのは月200通です。数え方は 公式LINEの料金プラン にまとめてあります。
主要ツールを1枚で見比べたものは、LINE配信ツール比較 にまとめています。
よくある質問
QEDWARDとLステップは、どちらが優れていますか?
A比べられません。用途が別です。会員証とポイントカードが要るならEDWARD、ステップ配信で売るまでの道を作るならLステップです。
Q両方使うことはできますか?
A同じLINE公式アカウントに複数の拡張ツールを繋ぐのは、Messaging APIの接続先が競合するため現実的ではありません。どちらか一方になります。
QEDWARDの無料プランでどこまでできますか?
A公開情報では確認できませんでした。「FREEプランあり(機能制限つき)」までは分かっています。30日間の全機能無料体験があるので、そこで実際に確かめるのが確実です。
QLINEミニアプリの会員証は、アプリを入れなくても使えますか?
A使えます。LINEの中でWebページとして開く仕組みなので、別途インストールは不要です。ここが専用アプリとの大きな違いになります。
Q小さな店舗でも導入できますか?
A導入は600社・2,400店舗とされ、単位が「店舗」で語られています。ただし費用対効果が出るかは、来店頻度と客数で変わります。まず無料体験で試してください。
まとめ|先に決めるのは用途
この記事の要点
- EDWARDは会員証・ポイントカードが中心。実店舗向け
- Lステップはステップ配信と分析が中心。オンライン向け
- 課金はLステップが通数/EDWARDが機能の数
- LINEミニアプリなので、アプリのインストールが要らない
- 判断の目安は「決めるまでに何日かかるか」
私が見てきた範囲では、LINEのツール選びで遠回りする人は、機能を見比べすぎた人です。自分の問題を1行で書く前に、表を見始めた人と言い換えてもいいと思います。
「二度目に来てもらえない」のか、「登録はされるが買われない」のか。ここが決まれば、候補は半分になります。
そして、どちらを選んでもLINEの外側は残ります。LP、会員サイト、顧客管理。どのツールの料金表にも載っていない部分です。
だから私は、ツールをつくるときに「LINEを拡張すること」を機能として置きませんでした。つなぎ先が最初から決まっていることを中心に置いています。質問に答えると仕組みの型が図で出て、LPも会員サイトも公式LINEも、URLが発行された状態で完成します。
一般的なツールは、LINEを拡張するためのシステムです。私がつくったのは、構築者の思考が入ったシステムです。
公式LINE、会員サイト、LP。相場で月3万円台になるこの3つを、AiCmoでは無料で、いくつでも使えるようにしています。無料プランの制限はデータ保存90日だけで、自分でアップグレードしない限り課金は発生しません。
AiCmo
アイシーモ
次世代マーケティング
究極の右腕AI
オールインワンツール AiCmo
無料ではじめて、15分で仕組みが完成する。
公式LINEも、会員サイトも、LP作成も。マーケティングに必要なものを、全て使うことができます。
公式LINE
構築も配信も、アカウントは何個でも使えます
会員サイト
会員サイトを何個でも作成できます
LP作成
集客になるLPを何枚でも作成できます
