LINE拡張ツール

Lステップとリピートライン|汎用か特化か

Lステップとリピートライン(スタークス)を、2026年8月時点の公開情報で比較しました。片方は何にでも使える汎用ツール、片方は化粧品・健康食品などの単品通販に特化したツールです。EC通販をやっているかどうかで、選ぶものが変わります。

公開 2026-08-10 最終更新 2026-08-10 出典はすべて一次ソースで確認済み
Lステップとリピートライン|汎用か特化か
相談者

化粧品のD2Cをやっています。LステップとリピートラインでLINEを迷っているのですが。

中川 瞬中川 瞬

通販なら、答えはほぼ決まっています。汎用で一から組むか、通販の型が入ったものを使うか、の違いです。

LINE拡張ツールを比べると、機能表はどれも似ています。ステップ配信、セグメント配信、自動応答。同じ機能が並びます。

先にお伝えします。Lステップは何にでも使える汎用ツール、リピートラインは単品通販に特化したツールです。

機能名は同じでも、「誰のために作られたか」が違います。この記事では、その違いと、選び方を書きます。

リピートラインはどんなツールか

リピートラインは、スタークス株式会社が提供するリピート通販(D2C)に特化したLINE拡張ツールです。化粧品や健康食品など、単品を繰り返し買ってもらうビジネスのために作られています。

中心にあるのは「単品購入者を、定期購入に引き上げる」ことです。本品を買った日を起点にステップ配信を組み、2回目の購入(F2)や定期への移行を後押しします。ShopifyなどのECカートと連携できるのも、通販前提の設計です。

Lステップにも同じような配信機能はあります。ですが、リピートラインは通販の勝ちパターンが最初から型として入っている点が違います。

汎用か、特化か

ここが、この記事でいちばん書きたいことです。

同じ機能でも、成り立ちが違う Lステップ|汎用 ・何にでも使える白紙の道具 ・シナリオは自分で組む ・業種を選ばない 自由。ただし勝ち筋は自分で見つける リピートライン|特化 ・単品通販のために作られている ・引き上げの型が入っている ・ECカートと連携する 早い。ただし通販以外には向かない
【図1】汎用は自由だが自分で組む、特化は早いが用途が決まっている。

Lステップは白紙の道具です。何にでも使えますが、通販で成果を出すシナリオは自分で設計することになります。

リピートラインは単品通販のために作られた道具です。「本品購入日を起点に引き上げる」といった勝ちパターンが、最初から組み込まれています。

汎用は自由なぶん自分で勝ち筋を探し、特化は早いぶん用途が決まっています。

特化の裏返し

特化ツールには、強みと同じだけ制約があります。

リピートラインは単品通販に強いかわりに、通販以外には向きません。実店舗の集客、BtoBのリード育成、教室の会員管理——こうした用途には、通販の型はかえって邪魔になります。

また、ECカートとの連携が前提です。そもそも通販カートで売っていないなら、強みの大半が使えません。

特化ツールは、その用途にハマれば最速。外れると、汎用より使いにくくなります。

だから選び方はシンプルです。自分がその「用途」の中にいるかどうかで決まります。化粧品・健康食品などの単品通販をやっているなら、リピートラインの型がそのまま効きます。そうでないなら、Lステップの汎用性のほうが向きます。

リピートラインの料金は公開されていません

リピートラインの費用は問い合わせで確認する形です。通販の売上規模や連携範囲で変わるため、金額は公開されていません。契約前に、初期費用・月額・最低契約期間を必ず確認してください。

どちらを選ぶかの基準

比べるべきは機能ではなく、「自分がその用途の中にいるか」です。

いまやっているのは向いているほう
化粧品・健康食品などの単品通販リピートライン(引き上げの型が入っている)
ECカートで定期販売しているリピートライン(カート連携が前提)
通販以外(店舗・教室・BtoB)Lステップ(用途を選ばない)
自分でシナリオを作り込みたいLステップ(白紙から組める)
まず無料で試したいLステップ(無料プランあり)

通販をやっているなら、汎用のLステップで引き上げシナリオを一から組むより、型の入ったリピートラインのほうが早いことが多いです。逆に、通販以外なら特化は足かせになります。

それでも残るもの

どちらを選んでも、共通して残るものがあります。

  • LINE公式アカウントの月額:拡張ツールとは別にかかります
  • 配信の通数:引き上げのステップ配信も、LINE公式アカウント側の通数を消費します
  • ECカート・LP:リピートラインはカート連携が前提で、カートそのものは別に要ります

通数の数え方は 公式LINEの料金プラン に、主要なツールを1枚で見比べたものは LINE配信ツール比較 にまとめてあります。

よくある質問

QリピートラインとLステップ、どちらが通販に向いていますか?

A単品通販ならリピートラインです。「単品→定期」の引き上げの型が最初から入っています。Lステップでも組めますが、シナリオを自分で設計することになります。

Q通販以外でリピートラインは使えますか?

A向きません。単品通販に特化して作られているため、店舗集客やBtoBには型が合いません。通販以外なら汎用のLステップが向きます。

Qリピートラインの料金はいくらですか?

A公開されていません。問い合わせで確認する形です。契約前に初期費用・月額・最低契約期間を確認してください。

QECカートがなくても使えますか?

A強みの大半が使えません。ShopifyなどのECカートとの連携が前提の設計です。カートで売っていないなら、リピートラインを選ぶ意味は薄くなります。

Q両方使えますか?

A同じLINE公式アカウントに複数の拡張ツールは繋げません。どちらか一方を選ぶことになります。

まとめ|用途の中にいるかで選ぶ

この記事の要点

  • リピートラインは単品通販(D2C)特化。単品→定期の引き上げに強い
  • Lステップは汎用。何にでも使えるが、シナリオは自分で組む
  • 特化は用途にハマれば最速、外れると使いにくい
  • リピートラインはECカート連携が前提。料金は非公開
  • 比べるべきは自分がその用途の中にいるか

私が見てきた範囲では、ツール選びで遠回りする人は、性能を選び損ねた人ではありませんでした。通販なのに汎用ツールで一から組んで消耗した人か、通販以外なのに特化ツールを選んで持て余した人です。道具の強みと、自分の用途が、噛み合っていませんでした。

そして、どちらを選んでもLINEの外側は残ります。LP、会員サイト、顧客管理。どのツールの料金表にも載っていない部分です。

だから私は、ツールをつくるときに「LINEを拡張すること」を機能として置きませんでした。つなぎ先が最初から決まっていることを中心に置いています。質問に答えると仕組みの型が図で出て、LPも会員サイトも公式LINEも、URLが発行された状態で完成します。

汎用の自由さを持ちながら、勝ちパターンを型として持たせる。それが狙いです。

一般的なツールは、LINEを拡張するためのシステムです。私がつくったのは、構築者の思考が入ったシステムです。

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