メルマガ
メルマガの改善|クリック率を上げる
メルマガの改善を、開封の「次」から整理しました。開封率だけを追っても売上は動きません。大事なのは、開いた人が行動する率=クリック率(反応率)です。反応が上がらない本文の共通点、1通1CTAの原則、測って直す改善サイクル、反応が落ちたときの見方まで、非エンジニアにもわかるように解説します。

メルマガの開封率は少しずつ上がってきました。でも、そこから売上や申し込みには、あまりつながっていない気がします。次は何を見ればいいですか?
中川 瞬開封の「次」です。開かれても行動されていないなら、見るのはクリック率。改善のカギは、開封の先にあります。そこから書きますね。
メルマガの数字というと、まず開封率が語られます。ですが、開封率が高くても、売上が動かないことはよくあります。
理由はシンプルです。開かれたかどうかと、行動されたかどうかは、別の数字だからです。改善で見るべきは、開封の「次」です。
この記事では、メルマガの改善を、クリック率(反応率)を軸に整理します。開封率そのものは メルマガの開封率、件名の書き方は 件名の付け方 にまとめています。
改善は「開封の次」を見る
メルマガの成果は、いくつかの段階を通って生まれます。1つでも詰まると、その先はゼロになります。
開封率の改善は、2段目までの話です。そこが十分なら、次に見るのは3段目のクリック率です。開かれているのに反応が無いなら、直す場所は本文の中にあります。
クリック率とは|行動された率
クリック率は、配信したうち、本文のリンクが押された割合です。開封率が「開いたか」なら、クリック率は「開いた人が、動いたか」を表します。
ここが、売上にいちばん近い数字です。申し込みも購入も、たいていは本文のリンクを押すことから始まります。押されていなければ、その先は起きません。
だから改善では、開封率とクリック率を、必ずセットで見てください。開封は高いのにクリックが低いなら、件名は効いていて、本文で止まっている、という切り分けができます。
反応が無い本文の共通点
クリックされないメルマガには、共通点があります。私が見てきた範囲では、たいてい次のどれかです。
- リンクが多すぎる:あちこちに散って、どれを押すか分からない
- 何をしてほしいかが不明:情報は多いが、次の一歩が書かれていない
- リンクまで遠い:長い前置きで、読む前に離脱される
- 自分ごとに見えない:全員宛ての一般論で、手が止まる
いちばん効くのは「1通に、してほしいことを1つだけ」に絞ることです。読んだ人が迷わず押せる状態にする。あれもこれも載せるほど、クリック率は下がります。
測って、直すを回す
改善は、勘ではなく記録で進めます。難しいことは要りません。1通ごとに、前回と何を変えたかを残すだけです。
件名を変えたら開封率を、本文やリンクを変えたらクリック率を見る。「変えた場所」と「動いた数字」を対応させると、次に何を直せばいいかが見えてきます。
大事なのは、一度に1か所だけ変えることです。件名も本文も同時に変えると、どちらが効いたのか分からなくなります。地味ですが、これがいちばん速い改善です。
反応が落ちたときは
順調だったメルマガの反応が、だんだん落ちることがあります。これは失敗ではなく、よくある自然な現象です。
多くは、送る内容が「宣伝」に寄っていくことで起きます。売りたい気持ちが強くなると、役立つ話が減り、読者は静かに開かなくなります。解除されないまま、届いても見られない状態です。この「見えない離脱」は 配信解除の作法 にまとめています。
戻し方は、「売る回」と「役立つ回」の比率を戻すことです。毎回売り込むのをやめ、読んで良かったと思える回を挟む。反応は、内容への信頼と一緒に戻ってきます。
よくある質問
Q開封率とクリック率、どちらを優先すべきですか?
A売上に近いのはクリック率です。ただし開封されなければクリックも起きないので、順番としては開封→クリックです。両方をセットで見て、どこで止まっているかを切り分けてください。
Qクリック率を上げる、いちばん簡単な方法は?
A1通のリンクを、してほしいこと1つに絞ることです。リンクが多いほど、どれも押されにくくなります。迷わせないことが、いちばん効きます。
Q反応が落ちてきました。配信をやめるべきですか?
Aやめる前に、内容が宣伝に寄っていないかを見てください。役立つ回を挟むと戻ることが多いです。頻度より、中身の比率のほうが効きます。
Qどのくらいの頻度で改善すればいいですか?
A毎回です。1通ごとに1か所だけ変えて、数字を記録する。大きく作り直すより、小さく変え続けるほうが、確実に積み上がります。
まとめ|開封の先で、決まる
この記事では、メルマガの改善を、開封の次から整理しました。
この記事の要点
- 成果は届く→開く→押す→行動するの順。開封率は2段目まで
- 売上に近いのはクリック率。開封とセットで見る
- 反応が無い本文はリンクが多く、次の一歩が不明
- 効くのは1通1メッセージ。してほしいことを1つに絞る
- 改善は1か所ずつ変えて記録。反応が落ちたら宣伝比率を戻す
私が見てきた範囲では、メルマガの反応で悩む人の多くは、文章が下手だったわけではありませんでした。開封率という2段目の数字だけを見て、3段目のクリックを見ていなかった人です。見る場所を変えるだけで、直すべき場所が変わります。
そして、押した先も大事です。クリックの行き先が整っていなければ、せっかくの反応も途切れます。行き先になるLPや会員サイト、そしてメールとは別のもう一本の線になる公式LINEを、AiCmoでは無料で用意できるようにしています。
数字の改善は本文の仕事ですが、押した先の受け皿は、先に整えておくと無駄になりません。
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