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ペライチとSTUDIOの比較|デザインか売る機能か

LP作成ツールのペライチとSTUDIOを比べました。ペライチは穴埋めで早く作れて決済も込み、STUDIOはデザインの自由度が最強。無料でできる範囲も正反対です。用途で選ぶ基準と、どちらにも無い弱点まで解説します。

公開 2026-08-07 最終更新 2026-08-07 出典はすべて一次ソースで確認済み
ペライチとSTUDIOの比較|デザインか売る機能か
相談者

LPを作るのに、ペライチとSTUDIOで迷っています。どちらがいいですか?

中川 瞬中川 瞬

「何のために作るか」で答えが変わります。得意なことが正反対なので、そこで分けて説明しますね。

ペライチSTUDIO(スタジオ)は、どちらもコードを書かずにLPを作れる国産ツールです。ですが、得意なことが正反対です。

ペライチは穴埋めで、とにかく早く作れる。決済や予約まで込みです。STUDIOはデザインの自由度が段違い。そのかわり、作るには少し慣れが要ります。

だから「どちらが優れているか」では決まりません。見た目に惹かれて選ぶと用途に合わず、手軽さで選ぶとデザインが窮屈になります。この記事では、用途で選ぶ基準を整理します。

LPそのものの作り方は LPの作り方、ツール全体の選び方は LP作成ツールおすすめの選び方 にまとめています。この記事は2つの比較に絞ります。

ペライチとは|穴埋めで早く作る

ペライチは、業種別のテンプレートを選び、必要な箇所を埋めるだけでLPが作れる国産ツールです。10〜30分で公開できたという声も多く、初心者でもすぐ形になります。

いちばんの強みは、LP以外の機能まで日本語で込みなこと。決済・予約・メルマガ・会員サイト・LINE公式連携まで、1つの中で完結します。「作って、そのまま売る」までを1か所で回せます。

ペライチの弱いところ

手軽さと引き換えに、デザインの自由度は低めです。テンプレートの型から大きく外れたレイアウトは作りにくく、「どこかで見たことのある見た目」になりやすい面があります。ページ数の上限もプランで決まります。

STUDIOとは|デザインを自由に

STUDIO(スタジオ)は、デザインの自由度を最優先した国産のノーコードツールです。画面で見たとおりのデザインが、そのまま公開されるのが特徴です。

余白やアニメーション、文字や画像の配置を、ドラッグ&ドロップで細かく作り込めます。ブランドサイトや、見た目で差をつけたいLPに向きます。

STUDIOの弱いところ

自由度が高いぶん、作るには慣れが要ります。白紙から組む発想が近く、デザインの土台がない人には最初の一歩が重く感じられます。また、決済や予約といった「売る機能」は本体に含まれません。そこは別の仕組みが必要になります。

ペライチ ・穴埋めで、とにかく早い ・決済・予約・会員まで込み ・デザインは型にはまる 向いている使い方 早く作って、そのまま売る STUDIO ・デザインの自由度が段違い ・見たまま公開できる ・売る機能は別に用意 向いている使い方 見た目で差をつける
【図1】得意なことが正反対です。ペライチは「売る」、STUDIOは「魅せる」に強い。

料金の比較|無料の範囲が違う

どちらにも無料プランがありますが、無料でできることが正反対です。ここは選ぶ前に知っておいてください。

無料プランでできること ペライチ(無料) 作成・編集はできる × 公開はできない(要・有料) ※ 2025年10月の改定で無料公開は終了 有料は月1,628円〜(税込・目安) STUDIO(無料) 公開できる × 独自ドメイン不可・バナー表示 ※ 本番用途では有料が現実的 有料は複数プラン(年払いで割安)
【図2】ペライチの無料は「公開できない」、STUDIOの無料は「公開できるが制限つき」。無料の意味が違います。

料金は改定が多いため、金額は目安です。申し込み前に、必ず各公式サイトで最新のプランを確認してください。とくにペライチは、無料のままでは公開できなくなった点に注意が要ります。STUDIOの料金と無料の制限は STUDIOは無料?独自ドメインは有料 に詳しくまとめています。

どちらを選ぶか|用途で決まる

機能表ではなく、「何のためのLPか」で選びます。得意が正反対なので、用途が決まればほぼ迷いません。

ペライチが向く人 ◯ とにかく早く公開したい ◯ 決済・予約もまとめて使いたい ◯ デザインにこだわりすぎない ◯ 作って、すぐ売りたい = 売るためのLP STUDIOが向く人 ◯ 見た目で差をつけたい ◯ ブランドの世界観を出したい ◯ デザインに慣れている/人がいる ◯ 決済は別で用意できる = 魅せるためのサイト
【図3】優劣ではなく、用途で選びます。「売る」ならペライチ、「魅せる」ならSTUDIOが出発点です。

よくある失敗は、デザインの美しさに惹かれてSTUDIOを選んだのに、本当に欲しかったのは決済や手軽さだったというものです。逆に、手軽さでペライチを選んだあとに、デザインの型が窮屈に感じることもあります。先に決めるのはツールではなく、そのLPで何をしたいかです。

どちらも「入口」ではない

最後に、どちらを選んでも残る問題を書きます。ここが、いちばん相談の多いところです。

ペライチもSTUDIOも、作れるのは「LP(1枚のページ)」です。ですが、LPの作り方 で書いたとおり、LPは公開しただけでは人が来ません。検索にも出にくく、1枚では上位も取りにくいからです。

だから、どちらのツールで作っても、人を連れてくる「入口」は別に必要です。広告、公式LINE、メール、SNS。そして申込が来たあとにつなぐ「受け皿」(決済・会員サイト・LINE案内)も要ります。

ペライチは受け皿の一部(決済・会員)を持っていますが、入口(集客)はどちらのツールにも含まれていません。LPが動かない相談の多くは、ツール選びではなく、この入口が抜けていたことが原因でした。

よくある質問

Q初心者にはどちらがおすすめですか?

A早く作って売りたいならペライチです。穴埋めで完成し、決済も込みです。STUDIOは自由度が高いぶん、デザインに慣れが要ります。

Q無料で使えますか?

A意味が違います。ペライチの無料は公開ができません(2025年10月改定)。STUDIOの無料は公開できますが、独自ドメイン不可でバナーが出ます。本番用途はどちらも有料が現実的です。

Qデザインにこだわりたいのですが

ASTUDIOが向きます。余白やアニメーションまで細かく作り込めます。ただし決済などの販売機能は別に用意する必要があります。

Q決済や予約も使いたいです

Aペライチが近いです。決済・予約・会員サイト・LINE連携まで日本語で完結します。STUDIOは制作寄りで、そこは別の仕組みになります。

Qどちらを使えばLPで成果が出ますか?

Aツールでは決まりません。LPは公開後に、入口から人を集め、数字を見て直して成果になります。詳しくは LPの作り方 に書きました。

まとめ|デザインより先に用途

この記事の要点

  • ペライチは穴埋めで早く、決済まで込み。「売る」に強い
  • STUDIOはデザインの自由度が段違い。「魅せる」に強い
  • 無料の意味が逆。ペライチ無料は公開不可、STUDIO無料は制限つきで公開可
  • 選ぶ基準は機能ではなく「そのLPで何をしたいか」
  • どちらにも「入口」は含まれない。LPは公開しただけでは人が来ない

私が相談を受けてきた中で、ツール選びで止まる人の多くは、比べる軸を「デザインの好み」や「手軽さ」だけに置いていました。そこではなく、用途と、入口まで含めて回るかで見ると、答えは早く出ます。

だから私は、ツールをつくるときに「LPを作れること」だけを機能として置きませんでした。入口(公式LINE)と、受け皿(会員サイト)が、最初からつながっていることを中心に置いています。

質問に答えると仕組みの型が図で出て、LPも、公式LINEも、会員サイトも、URLが発行された状態で完成します。作って終わりではなく、公開後に直しながら回せる状態で渡ります。

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