LINE拡張ツール
LステップとPoster|伸びたら高くなる
LステップとPoster(ポスター)を、2026年8月時点の公開情報で比較しました。Posterは友だちの数で料金が決まる仕組みです。課金の基準がツールごとに違うため、いまの月額ではなく「うまくいったときの月額」で比べる考え方を解説します。

Posterが月5,000円からと聞きました。Lステップのスタートと同じ価格帯なので、機能で比べようと思っています。
中川 瞬その前に、料金が何で決まるかを見てください。この2つは、金額の増え方が違います。
拡張ツールを比べるとき、まず今の月額を並べます。5,000円、9,680円、21,780円。同じ土俵に見えます。
先にお伝えします。Posterの料金は、友だちの数で決まります。
つまり集客がうまくいくほど、月額が上がっていきます。いまの金額だけで比べると、伸びたときに想定と違う請求が来ます。
Posterはどんなツールか
Poster(ポスター)は、株式会社モスコソリューションズが提供するLINEセグメント配信ツールです。2009年設立の会社で、セグメント配信の提供は2019年4月からとされています。
機能は、セグメント配信、ステップ配信、リッチメニュー、クーポン、アンケートに加えて、来店記録・ポイント機能・スタンプラリー・ミニゲームが標準で入っています。
この機能構成に、想定している相手が出ています。店舗を持っている事業者です。会員証やポイントカードをデジタル化したい、来店とLINEをつなげたい、という使い方が中心になります。
Posterの公式サイトには「Posterのプラン料金とLINE公式アカウントプランの費用が発生」と明記されています。拡張ツールの料金表に、LINE公式アカウント側の費用まで書いている会社はほとんどありません。ここは評価していい点だと思います。
課金の基準が「友だちの数」
Posterは友だち数を基準にプランを選ぶ仕組みです。公式サイトにも料金シミュレーターが用意されています。
これはLステップと考え方が違います。Lステップは送れる通数でプランが分かれます。
| Lステップ | Poster | |
|---|---|---|
| 料金が決まる基準 | 送れる通数 | 友だちの数 |
| 上がるタイミング | 配信を増やしたとき | 友だちが増えたとき |
| 無料プラン | あり(〜200通) | あり(機能・数に制限) |
| 想定する相手 | オンラインで売る人 | 店舗を持つ人 |
「月額5,000円〜」という記載は見つかりますが、プラン名・各段階の金額・友だち数の区切りは公式サイトに掲載されていません。公式の料金シミュレーターで、自分の友だち数を入れて確認してください。オプションとしてPosterビーコン(月3,000円)があります。
課金の基準は、ツールごとに違う
ここからが、この記事でいちばん書きたいことです。
これまで比べてきたツールを、「何で料金が決まるか」だけで並べ直します。
6つとも違います。そしてこれは優劣ではなく、設計の表明です。
私も自分でツールを作っているので分かるのですが、課金の基準をどこに置くかは、いちばん悩む判断です。何を基準にするかで、「どういう使い方の人に長くいてほしいか」が決まってしまうからです。
伸びたときの月額で比べる
基準が違うと、比べ方も変わります。
比べるべきは今の月額ではなく、「うまくいったときの月額」です。
たとえば友だちが100人から1,000人に増えたとします。10倍です。
- Poster:友だち数が基準なので、プランが上がります
- Lステップ:通数が基準です。1,000人に月4回なら4,000通で、スタート(〜5,000通)の範囲に収まります
- プロラインフリー:友だち数による自動値上げがないと明記されています
逆に、友だちは少ないが配信回数が多い使い方なら、話は反対になります。Lステップは通数で上がり、Posterは上がりません。
つまり——
| これから増えるもの | 不利になりやすいツール |
|---|---|
| 友だちの数(集客が伸びる) | 友だち数で課金するもの(Poster) |
| 配信の回数(発信を増やす) | 通数で課金するもの(Lステップ・エルメ) |
| 使う機能の数(できることを増やす) | 機能単位で課金するもの(エルわか・EDWARD) |
自分がこれから何を増やす予定なのかを、先に決めてください。それが決まっていれば、どの基準を避けるべきかは自動的に決まります。
Posterが向いている場面
ここまで書くと不利な話に見えますが、そうではありません。友だち数課金には、逆の効き方もあります。
友だちが少ないうちは安く済みます。通数課金だと、友だち50人でも週2回配信すれば400通で、無料枠を超えます。友だち数課金なら、50人のあいだは50人ぶんの料金です。
| こういう場合 | Posterが噛み合う理由 |
|---|---|
| 店舗があり、来店を増やしたい | 来店記録・ポイント・スタンプラリーが標準 |
| 友だちは少ないが、配信は頻繁 | 配信を増やしても料金が上がらない |
| 会員証をデジタル化したい | その用途で設計されている |
| オンラインでファネルを組みたい | Lステップのほうが向きます |
なお、Posterは店舗向けという点でEDWARDと近い位置にいます。会員証・ポイントで比べるなら LステップとEDWARD もあわせて見てください。
それでも残るもの
どのツールを選んでも、共通して残るものがあります。
- LINE公式アカウントの月額:拡張ツールとは別にかかります
- 配信の通数:拡張ツール経由の配信も、LINE公式アカウント側の通数を消費します
- LP・会員サイト:LINEの外の受け皿は、どれにも含まれません
Posterはこの1つ目を自社サイトに明記していますが、2つ目まで書いているツールはほとんどありません。ツール側が「無制限」でも、LINE公式アカウントが無料プランなら送れるのは月200通です。数え方は 公式LINEの料金プラン にまとめてあります。
主要ツールを1枚で見比べたものは LINE配信ツール比較 にあります。
よくある質問
QPosterの正確な料金はいくらですか?
A「月額5,000円〜」という記載はありますが、プラン名と各段階の金額は公開されていません。友だち数で決まる仕組みなので、公式の料金シミュレーターで確認してください。
QPosterに無料プランはありますか?
Aあります。ただし友だち数・配信数・使える機能に制限があります。制限の具体的な内容は公開されていません。
Q友だちが増えると、いくら上がりますか?
A公開されていないため、こちらでは計算できません。導入前に、1年後の友だち数を想定してシミュレーターに入れてみてください。今の人数だけで判断すると、あとで想定が外れます。
QLステップとPoster、どちらが安いですか?
A条件次第で逆転します。友だちが多く配信が少ないならLステップ、友だちが少なく配信が多いならPosterが安くなる傾向です。今の月額だけでは決まりません。
Q両方使えますか?
A同じLINE公式アカウントに複数の拡張ツールを繋ぐのは、Messaging APIの接続先が競合するため現実的ではありません。
まとめ|増える予定のもので選ぶ
この記事の要点
- Posterは友だちの数で料金が決まる。集客が伸びると上がる
- Lステップは通数。配信を増やすと上がる
- 課金の基準はツールごとに違う(通数/ステップ数/機能の数/友だち数)
- 比べるべきは今の月額ではなく、うまくいったときの月額
- Posterは店舗向け。来店記録・ポイント・スタンプラリーが標準
私が見てきた範囲では、ツールの費用でつまずく人は、高いものを選んだ人ではありませんでした。今の規模で選んで、伸びたときの金額を計算していなかった人です。うまくいった結果として費用が跳ね、そこで手を止めることになります。
そして、どれを選んでもLINEの外側は残ります。LP、会員サイト、顧客管理。どのツールの料金表にも載っていない部分です。
だから私は、ツールをつくるときに「LINEを拡張すること」を機能として置きませんでした。つなぎ先が最初から決まっていることを中心に置いています。質問に答えると仕組みの型が図で出て、LPも会員サイトも公式LINEも、URLが発行された状態で完成します。
一般的なツールは、LINEを拡張するためのシステムです。私がつくったのは、構築者の思考が入ったシステムです。
公式LINE、会員サイト、LP。相場で月3万円台になるこの3つを、AiCmoでは無料で、いくつでも使えるようにしています。友だちが増えても、自動で値上がりすることはありません。無料プランの制限はデータ保存90日だけで、自分でアップグレードしない限り課金は発生しません。
AiCmo
アイシーモ
次世代マーケティング
究極の右腕AI
オールインワンツール AiCmo
無料ではじめて、15分で仕組みが完成する。
公式LINEも、会員サイトも、LP作成も。マーケティングに必要なものを、全て使うことができます。
公式LINE
構築も配信も、アカウントは何個でも使えます
会員サイト
会員サイトを何個でも作成できます
LP作成
集客になるLPを何枚でも作成できます
