オンラインサロン
オンラインサロンの費用|開設費用と毎月のコスト
オンラインサロンの費用を、一度きりの開設費用と毎月続くランニングコストに分けて整理しました。多くの人は初期費用の安さで選びますが、効いてくるのは毎月の手数料です。プラットフォーム型と自作型で費用構造がどう変わるか、決済手数料や独自ドメインなどの隠れコストまで、運営する側の視点でまとめています。

オンラインサロンを始めたいのですが、結局いくらかかるのか分かりません。開設にお金がかかるのか、毎月いくら要るのか、目安が知りたいです。
中川 瞬費用は「開設費用」と「ランニング費用」に分けると、一気に見えてきます。多くの方は初期費用ばかり気にしますが、効いてくるのは毎月のほうです。
オンラインサロンを始めるとき、多くの方が最初に調べるのが費用です。ですが「いくらかかるか」は、1つの数字では出せません。
お金のかかり方が、一度きりのものと毎月ずっと続くものの2種類あるからです。ここを分けないと、総額を見誤ります。
この記事は、サロンを運営する側(払う側)の費用に絞ります。会費をいくらもらうか(受け取る側)は 会費の決め方 に、作り方の全体像は オンラインサロンの作り方 にまとめています。
費用は「初期」と「毎月」に分ける
先に、いちばん間違えられている点をお伝えします。オンラインサロンの費用は、一度きりの開設費用ではなく、毎月ずっと続くランニング費用で決まります。
開設費用は、始めるときに1回だけ払うお金です。ドメインやツールの初期設定など、その場で終わる費用がここに入ります。
ランニング費用は、サロンが続く限り毎月ずっと出ていくお金です。月額のツール利用料と、売上から引かれる手数料が中心になります。
だから費用を見るときは、開設費用の安さで飛びつかないことが大事です。開設が0円でも、毎月2割引かれれば、1年で総額はずっと大きくなります。
開設費用は、一度きり
まず開設費用(初期費用)から見ます。結論として、オンラインサロンの開設費用は、ほとんどかからない時代になりました。
プラットフォーム型なら、初期費用0円が主流です。DMM・CAMPFIRE・FANTSなど主要サービスは、開設や年間更新の費用を取らないところがほとんどです(2026年8月時点)。
自作型でも、無料ツールを使えば開設費用はほぼ0円に抑えられます。独自ドメインを取るなら年1,000〜数千円ほど。設定を人に頼めば、そのぶんの費用がかかります。
目安開設費用の相場(2026年8月時点。金額は各社・各サービスで変わります)
プラットフォーム型:0円が主流/自作型:0円〜数万円(独自ドメイン 年1,000〜数千円、設定代行を頼む場合は別途)
昔は会員サイトを一から開発すると、数百万円かかることもありました。いまはノーコードのツールが増え、初期費用はほぼ気にしなくてよいのが実情です。
だからこそ、比べるべきは開設費用ではありません。次に見るランニング費用のほうです。
ランニング費用は、毎月続く
ここが本題です。オンラインサロンのランニング費用は、大きく2つに分かれます。
①月額の固定費。ツールの月額利用料です。無料プランなら0円、有料でも数百〜数千円ほどが目安になります。
②手数料。会費の売上から、毎月引かれるお金です。ここが総額をいちばん左右します。
プラットフォーム型の手数料は、2026年8月時点でおおむね次の幅です。数字は各社で変わるので、最新は公式でご確認ください。
参考主なプラットフォームの手数料(2026年8月時点。最新は各社公式でご確認ください)
FANTS:5%〜/CAMPFIREコミュニティ:15%+税/YOOR:18%前後/DMMオンラインサロン:実質10〜20%前後
この手数料は、売上に比例します。会員が増えても率は変わりません。引かれる金額だけが、売上に合わせて大きくなります。
たとえば会費5,000円のサロンで会員が100人、手数料20%なら、引かれるのは月10万円。年間で120万円です。これが毎年、続きます。
一方の自作型は、自分で決済を用意するため、引かれるのは決済サービスの手数料(数%程度)だけです。プラットフォームの十数%とは、差が小さくありません。手数料の落とし穴は サロンの決済システム にまとめています。
プラットフォーム型か自作型か
ここまでを、費用の総額という視点で1枚に並べます。同じサロンでも、どちらの型で作るかで費用構造が正反対になります。
| 費用の種類 | プラットフォーム型 | 自作型 |
|---|---|---|
| 開設費用(一度きり) | ほぼ0円 | 0円〜数万円 |
| 月額の固定費 | 0円のことが多い | 0円〜数千円 |
| 手数料(毎月・売上に比例) | 売上の10〜20% | 決済手数料の数%程度 |
| 決済 | 最初から込み | 外部と組み合わせ |
| 総額の効き方 | 伸びるほど重くなる | 手間は最初だけ |
表のとおり、プラットフォーム型は始めるのが手軽な代わりに、毎月の手数料が重い。自作型は用意する手間の代わりに、毎月の負担が軽いのです。
どちらが得かは、規模の見込みで決まります。小さく試すならプラットフォーム型が早く、伸ばすなら自作型が効きます。作り方は 自分で作る、載せる場合の比較は プラットフォーム比較 にあります。
見落としがちな隠れコスト
ここまでの費用のほかに、見積もりから抜け落ちやすいお金があります。この4つを入れずに計算すると、あとで足が出ます。
①決済手数料。自作型で会費を受け取るなら、避けられません。「無料で作れる」の後ろには「決済の手数料は別」が省略されています。
②独自ドメイン。自分のURLで運営するなら、年1,000〜数千円ほど。無料の範囲で始めることもできます。
③集客・広告。サロンは閉じた場所なので、検索から人は来ません。入口をつくる費用は、かける分だけ増えます。
④自分の時間。これが、いちばん見落とされる費用です。金額には出ませんが、運営と更新の手間は毎月かかり続けます。
費用を抑える土台は無料
ランニング費用を軽くしたいなら、鍵は月額の固定費と手数料です。ここを自分側に寄せるほど、毎月の負担は下がります。
私がツールをつくったのは、ここが理由でした。会員サイトはA社、公式LINEは別、LPはまた別、と契約が増えるほど月額が積み上がっていくからです。
AiCmoは、その土台を一式にしています。質問に答えると仕組みの型が図で出て、会員サイト・公式LINE・LPが、URLの発行された状態で完成します。この3つは相場で月3万円台になりますが、AiCmoでは無料で、いくつでも使えます。
ただし正直に書きます。会費を受け取る決済機能は、現時点では提供していません。決済は外部の決済サービスと組み合わせて運用します。AiCmo自身の決済機能は、今後の追加を予定している段階です。
できること・まだの部分会員サイト・公式LINE・LPは無料で一体(月額の固定費を抑えられる)。決済は外部サービスと組み合わせ(AiCmoの決済は今後の予定)。無い機能を「ある」とは書きません。
よくある質問
Qオンラインサロンは、無料で始められますか?
A開設費用と月額の固定費は、無料ツールでほぼ0円に抑えられます。ただし会費を受け取る以上、決済の手数料だけは避けられません。「無料で作れる」は「作るところまでは」と考えてください。
Q開設費用と、毎月の費用、どちらを重く見るべきですか?
A毎月のほうです。開設費用は一度きりですが、手数料は続く限り毎月引かれます。会員が増えるほど、この差は開いていきます。
Qプラットフォーム型と自作型、費用が安いのはどちらですか?
A規模で逆転します。会員が少ないうちは総額が小さく、手軽なプラットフォーム型で十分。伸ばすなら、手数料の軽い自作型が効いてきます。
Q手数料は、なぜ会員が増えると効くのですか?
A手数料は率だからです。売上に比例して、引かれる金額も増えます。会費5,000円×100人×20%なら、月10万円。年間120万円が毎年続きます。
Q見積もりで、いちばん忘れやすい費用は何ですか?
A自分の時間です。金額に出ないため軽く見られますが、運営と更新の手間は毎月かかり続けます。ここを費用として数えておくと、続けやすくなります。
まとめ|費用は初期と毎月で見る
この記事では、オンラインサロンを運営する側の費用を、開設費用とランニング費用に分けて整理しました。
この記事の要点
- 費用は2種類。一度きりの開設費用と、毎月ずっと続くランニング費用
- 開設費用はほぼ0円の時代。比べるべきは毎月のほう
- ランニング費用の中心は手数料。プラットフォーム型は売上の10〜20%
- 自作型は手数料が数%程度。伸びるほど差が開く
- 隠れコストは4つ。決済手数料・独自ドメイン・集客・自分の時間
私が相談で見てきた範囲では、費用でつまずく人の多くは、開設費用の安さで選んでいました。そして伸びてから、毎月の手数料の重さに気づくのです。安く始められたはずが、いちばん取られていた、という順番でした。
だから費用を見るときは、初期の金額ではなく、毎月ずっと続くほうから見てください。そこが総額を決めます。
ランニング費用のうち、月額の固定費は、土台を一式にすることで抑えられます。AiCmoは会員サイト・公式LINE・LPを無料で一体にし、毎月の負担を軽くすることを中心に置いています。
会費の決済は現在、外部の決済サービスと組み合わせて運用でき、AiCmo自身の決済機能も追加を予定しています。
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