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オンラインサロンの作り方|費用・種類・始め方

オンラインサロンの作り方を、コンセプト設計から集客まで手順で解説します。多くの人はプラットフォーム選びから始めますが、そこが失敗の入口です。手数料で利益が溶けない設計、会員リストを自分の資産として持つ考え方まで、非エンジニアにもわかるように整理しました。

公開 2026-08-08 最終更新 2026-08-08 出典はすべて一次ソースで確認済み
オンラインサロンの作り方|費用・種類・始め方
相談者

オンラインサロンを始めたいのですが、まず何をすればいいですか? プラットフォームがたくさんあって、どれを選ぶかで止まっています。

中川 瞬中川 瞬

その「どれを選ぶか」から始めると、たいてい後で作り直しになります。順番があるので、そこから書きますね。

結論から言うと、オンラインサロンを作ること自体は、難しくありません。専用のサービスを使えば、早ければ1日で開設できます。

ただ、私が相談を受けてきた中で多かったのは「作れなかった」ではありませんでした。「立ち上げたのに、3ヶ月で人がいなくなった」という声です。

この記事は「作り方」に絞ります。とは・仕組み・種類など全体像から知りたい方は オンラインサロンとは をご覧ください。

ここでは、続く人と消えていく人が、どこで分かれるのかを構造として説明します。作り方の手順と、その落とし穴が中心です。

オンラインサロンとは?4つの型

オンラインサロンとは、月額会費を払った人だけが参加できる、閉じたコミュニティのことです。SNSやブログのように誰でも見られる場所ではありません。

普通の情報発信との違いは1点です。単発で売るのか、毎月続けて課金されるのか。この違いが、そのままビジネスの形を変えます。

サロンには、大きく4つの型があります。自分がどれをやるのかで、必要な機能も、続け方も変わります。

ファンクラブ型 発信者を応援する人が集まる 例:著名人・クリエイター コミュニティ型 同じ興味の人どうしが交流する 例:趣味・地域・テーマ別 レッスン型 学びを継続して受け取る 例:講座・スクール プロジェクト型 目標に向けて会員と動く 例:商品開発・活動支援
【図1】オンラインサロンの4つの型。どれをやるかで、必要な機能が変わります。交流が中心なら投稿の場、学びが中心なら動画の置き場が要ります。

ここを曖昧にしたまま始めると、あとで「この型ならこの機能が要らなかった」と気づき、作り直しになります。まず、自分がどの型かを決めてください。

立ち上げまでの5ステップ

作り方そのものは、手順に落とせます。全体像は次の5つです。上から順に進めてください。

1 コンセプト 誰に、何を 価値を1行で 2 場所を選ぶ どこに作るか 3つの選択肢 3 中身を作る 会費・ルール 初回コンテンツ 4 集める 告知・募集 入口のLP 5 開設 迎える 続ける
【図2】立ち上げまでの5ステップ。止まる人の多くは、1を飛ばして2から始めています。

いちばん大事なのはステップ1です。「誰の、どんな悩みを、毎月いくらで解決するのか」を1行で言えないまま先に進むと、後半すべてがぶれます。

逆に、多くの人が最初にやってしまうのがステップ2の「場所選び」からのスタートです。場所は、コンセプトが決まってから選ぶものです。順番が逆だと、選び直しになります。

プラットフォームは3種類ある

サロンを「どこに作るか」は、大きく3つに分かれます。それぞれ、手放すものが違います。

①専用プラットフォームに載せる。DMMやFANTS、CAMPFIREなどのサービスです。集客の入口と決済がそろっていて、いちばん早く始められます。

②自分で仕組みを持つ。会員サイト・LP・決済を自分側で用意します。手間はかかりますが、会員も売上も自分の資産として残ります。

③SNSの機能を使う。LINEのオープンチャットや各SNSの限定機能です。無料で始められますが、規約変更やアカウント停止のリスクを負います。

②の「自分で作る」に必要な部品と、無料でそろう土台は オンラインサロンを自分で作る方法 にまとめています。

プラットフォームに載せる ・すぐ始められる ・集客と決済が最初からある ・手数料が毎月かかる ・会員リストは、手元に残らない 自分で仕組みを持つ ・立ち上げにひと手間かかる ・入口も決済も自分で用意 ・手数料の割合は抑えやすい 会員リストは、自分に残る
【図3】「載せる」と「持つ」の違い。始めやすさと、資産の残り方は、逆になります。ここは後半でもう一度触れます。

どれが正解ということはありません。早さを取るか、資産を取るかの違いです。ただ、この選択の重さは、始めるときには見えにくい。次の「費用」で具体的に見ていきます。

費用と手数料|見落とす4つ

オンラインサロンの費用は、会費の設定額(決め方は オンラインサロンの会費の決め方)だけを見ると読み違えます。実際に手元から出ていくのは、次の4つです。

  • 初期費用:開設時にかかるお金。プラットフォームなら無料〜数万円
  • 月額の利用料:サービスによっては固定で毎月かかる
  • 決済手数料:会費から差し引かれる割合。ここがいちばん大きい
  • 運営の手間:投稿・返信・入退会の管理。金額には出ないが必ずかかる

特に見落とされるのが手数料です。主なプラットフォームの手数料を並べると、幅があるのがわかります。

参考主なプラットフォームの手数料(本稿執筆時点。最新は各社公式でご確認ください)

FANTS:5%〜/CAMPFIREコミュニティ:15%+税/YOOR・DMMオンラインサロン:20%前後/note メンバーシップ:10%+別途決済手数料

この4つを、一度きりの開設費用と、毎月ずっと続くランニング費用に分けて総額で見る方法は オンラインサロンの費用 にまとめています。

「たかが十数パーセント」に見えるかもしれません。ですが、この割合が効いてくるのは会員が増えたあとです。ここが、次の本題です。

手数料は、売れるほど重くなる

手数料の怖さは、率が固定でも、引かれる金額が売上に比例して増えるところにあります。小さいうちは気にならず、伸びてから重くのしかかります。

会費5,000円のサロンで、手数料20%のプラットフォームを使った場合を考えます。会員が10人なら、月に引かれるのは1万円。ここではまだ痛みません。

ですが会員が100人になると、引かれるのは月10万円です。年間で120万円。サロンが成功するほど、手数料の総額は膨らみます。

0 60万 120万 10人 50人 100人 会員数(会費5,000円・手数料20%の場合/年額) 年120万円 年12万
【図4】手数料で引かれる年額。会員が10倍になれば、手数料も10倍になります。伸びたあとに効いてくるので、始めるときには気づきにくい費用です。

だからといって、最初から自前が正解とも限りません。会員が数人のうちは、手数料の総額より始める早さのほうが大事だからです。

判断の基準はひとつです。「これは、伸ばすつもりのサロンか」。伸ばすつもりなら、手数料が売上に比例する構造は、早めに外しておいたほうが後で楽になります。

会員リストは、自分の資産にする

手数料と並んで見落とされるのが、会員リストが誰のものになるかです。これはお金より、あとで効いてきます。

プラットフォームにサロンを載せると、会員はそのサービスの中の会員です。あなたの手元には、誰が入っているかの連絡先が残らないことがあります。

これが問題になるのは、やめるとき・移るときです。サービスを乗り換えようとした瞬間、会員に直接お知らせする手段がなく、多くの会員をそのまま失う。場所を借りていると、会員はその場所ごと消えます。

一方、自分で会員サイトや公式LINEを持っていれば、連絡先は自分側に残ります。プラットフォームを変えても、会員に直接つながれる。これが「資産として持つ」ということです。

会員サイトの作り方そのものは 会員サイトの作り方 に、無料でどこまでできるかは 会員サイトを無料で作る方法 にまとめています。

続くサロンは、LINEで決まる

最後に、いちばん語られないことを書きます。オンラインサロンで難しいのは、作ることでも集めることでもありません。続けてもらうことです。

冒頭の「3ヶ月で人がいなくなった」は、コンテンツが悪かったからではないことが多い。会員が、サロンに来なくなっただけです。人は、わざわざログインしに行くのを、すぐ忘れます。

だから、続くサロンには会員のほうに届く連絡手段があります。新しい投稿を、相手のスマホに直接お知らせできるかどうか。ここで公式LINEが効きます。

会員サイトは「取りに来てもらう」場所です。公式LINEは「こちらから届ける」線です。この2つがつながっていないサロンは、静かに人が抜けていきます。

公式LINEの始め方は LINE公式アカウントの作り方 に、毎月の課金を止めない設計は サブスク決済の仕組み にまとめています。

関連記事|項目別ガイド

オンラインサロンは、深掘りしたい項目ごとに記事を分けています。いま気になるところから読んでください。

選ぶ・作る

お金まわり

運営・続ける

よくある質問

Qオンラインサロンとメルマガ・会員サイトの違いは何ですか?

A役割が違います。会員サイトはコンテンツの置き場、メルマガや公式LINEは届ける線、サロンはその両方を使った「継続課金のコミュニティ」です。サロンを作ると、置き場と届ける線の両方が必要になります。

Q無料で始められますか?

A始められます。ただし決済手数料、機能の上限、保守のどこかで必ず費用は出ます。「無料で作れる」の後ろには「作るところまでは」が省略されています。会費を受け取る以上、決済の手数料は避けられません。

Q会員が集まりません。中身が悪いのでしょうか?

A中身の前に、入口を確認してください。サロンは閉じた場所なので、検索から人は来ません。外側にLPやSNSの導線がなければ、良い中身でも見つけてもらえません。

Qプラットフォームと自前、結局どちらがいいですか?

A「伸ばすつもりか」で決めてください。小さく試すならプラットフォームが早い。本業として伸ばすなら、手数料と会員リストの2つを、早めに自分側へ寄せておくほうが後で楽です。

Q退会した人がコンテンツを見られたままです

A決済と会員サイトの連携が切れています。どちらも壊れていません。つなぎ目の設計が抜けています。ツールをまたぐ構成では、必ず起きうる箇所です。

まとめ|場所より「続く設計」

この記事では、オンラインサロンとは何か、4つの型、作り方、費用と手数料を整理しました。

この記事の要点

  • 作ること自体は簡単。難しいのは続けてもらうこと
  • 止まる人は、コンセプトの前に「場所選び」から始めている
  • 手数料は率が固定でも、売れるほど総額が膨らむ
  • プラットフォームに載せると、会員リストが手元に残らないことがある
  • 続くサロンには、会員に直接届くLINEの線がある

私が見てきた範囲では、消えていくサロンは、熱意が足りなかったわけではありませんでした。作り方は持っていて、続く設計を持っていなかったのです。場所を借りて、会員リストも手数料の主導権も相手に預けたまま、走り出していた。

だから私は、ツールをつくるときに「サロンが作れること」を機能として並べませんでした。会員サイト・公式LINE・LPが、最初からつながっていることを中心に置いています。

質問に答えると仕組みの型が図で出て、限定コンテンツの置き場も、届けるための公式LINEも、入口のLPも、URLが発行された状態で完成します。会費の決済については、現在は外部の決済サービスと組み合わせて運用でき、AiCmo自身の決済機能も追加を予定しています

会員サイト、公式LINE、LP。相場で月3万円台になるこの3つを、AiCmoでは無料で、いくつでも使えるようにしています。無料プランの制限はデータ保存90日だけで、自分でアップグレードしない限り課金は発生しません。

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