オンラインサロン
オンラインサロンを自分で作る|無料で始める
オンラインサロンを自分で作る(自作・自前)方法を、専用プラットフォームに載せる場合とのコスト構造の違いから整理しました。手数料を毎月払い続けるか、会員サイト・連絡手段・決済・集客を自分で用意するか。自作に必要な4つの要素と、無料で用意できる土台を、非エンジニアにもわかるようにまとめています。

オンラインサロンを、DMMのような高いところを使わず、自分で作りたいです。自前でも、ちゃんと作れるものですか?
中川 瞬作れます。ただ「載せる」のと「自分で作る」のは、コスト構造が正反対です。そこを先に知ってから始めると、後で作り直さずに済みます。
結論から言うと、オンラインサロンを自分で作ることはできます。専用プラットフォームに載せなくても、必要な部品を自分側にそろえれば成立します。
ただし、手軽な「載せる」と手間のかかる「自作」は、どちらが上ということではありません。効いてくる場所が、まるで逆なのです。
この記事は「自作・自前で作る」に絞ります。作り方の全体像は オンラインサロンの作り方、載せる場合の比較は プラットフォーム比較 にあります。プラットフォームから選ぶなら比較記事へ、自分で作るならこの記事へ。
「載せる」か「自分で作る」か
オンラインサロンの作り方は、突きつめると2択です。専用プラットフォームに載せるか、自分で仕組みを持つか。この2つは、お金のかかり方が正反対になります。
専用プラットフォーム(DMM・CAMPFIRE・FANTSなど)は、集客の入口も決済も最初からそろっています。早ければ数日で開設できます。手軽さは、ここが一番です。
代わりに、売上の1〜2割を手数料として毎月払い続けます。会員が増えても、率は変わりません。引かれる金額だけが、売上に比例して増えていきます。
自分で作る(自作・自前)は逆です。会員サイト・連絡手段・決済・集客を自分で用意する手間はかかります。ただし、手数料の割合を抑え、会員も売上も自分の資産として残せます。
どちらが正解ということはありません。手軽さを取るか、手数料と資産を取るか。この記事は後者、自分で作る側の中身を分解していきます。
自前で作るなら、何が要るか
「自分で作る」と聞くと難しそうですが、やることは分解できます。オンラインサロンに必要な部品は、次の4つです。
①会員限定の場(会員サイト)。お金を払った人だけが入れる、コンテンツの置き場です。作り方は 会員サイトの作り方 にまとめています。
②連絡・配信(公式LINE・メール)。新しい投稿を、会員のスマホに直接お知らせする線です。ここが抜けると、会員はサロンに来なくなります。
③決済(継続課金)。毎月の会費を、自動で受け取る仕組みです。カードの期限切れで会費が静かに抜ける落とし穴は サロンの決済システム にまとめています。
④集客(LP・SNS)。サロンは閉じた場所なので、検索から人は来ません。外側に入口が要ります。作り方は LPの作り方 にあります。
自前は手数料を抑えられる
自作の一番の理由は、手数料です。専用プラットフォームの手数料は、2026年8月時点でおおむね次の幅です。数字は各社で変わるので、最新は公式でご確認ください。
参考主なプラットフォームの手数料(2026年8月時点。最新は各社公式でご確認ください)
FANTS:5%〜/CAMPFIREコミュニティ:15%+税/DMMオンラインサロン:実質20%前後/note メンバーシップ:10%+別途決済手数料
自分で決済を用意した場合、引かれるのは決済サービスの手数料(数%程度)だけになります。プラットフォームの十数%と比べると、差は小さくありません。
開設費用と毎月のランニングコストを総額で見比べる視点は オンラインサロンの費用 にまとめています。
この差が効いてくるのは、会員が増えたあとです。会費5,000円のサロンで会員100人、手数料20%なら、引かれるのは月10万円。年間で120万円です。
同じ規模を、決済手数料5%の自前でまかなえば、引かれるのは月2.5万円。年間で90万円ちかい差が生まれます。サロンが伸びるほど、この差は開きます。
ただし、会員が数人のうちは話が別です。総額が小さいので、手数料より始める早さのほうが大事です。判断の基準はひとつ。「これは、伸ばすつもりのサロンか」。伸ばすなら、自前の土台は早めに持っておくほど後で楽になります。
プラットフォームか、自作か
ここまでを1枚に並べます。見るべきは3つ。手数料・手間・資産の残り方です。
| 見る点 | プラットフォーム | 自作・自前 |
|---|---|---|
| 手数料 | 売上の10〜20%を毎月 | 決済手数料の数%程度 |
| 始める手間 | 少ない(数日で開設) | 部品を自分で用意する |
| 会員リスト | 手元に残らないことがある | 自分側に残る |
| 向く人 | まず手軽に試したい | 手数料を抑え資産にしたい |
表のとおり、手軽さと引き換えに手数料と会員リストを預けるのがプラットフォーム、手間と引き換えに両方を手元に残すのが自作です。どちらを選ぶかは、規模の見込みで決まります。
会員サイト・LINE・LPは無料
「自分で作る」で止まる人の多くは、4つの部品をバラバラのツールで集めようとして、つなぎ目で力尽きます。会員サイトはA社、LINEは別、LPはまた別、と契約が増えていくからです。
私がツールをつくったのは、ここが理由でした。自作でいちばん重いのは、部品集めとつなぎ込みだからです。だから AiCmo は、その土台を一式にしています。
質問に答えると仕組みの型が図で出て、①会員限定の場(会員サイト)②連絡の線(公式LINE)④入口(LP)が、URLの発行された状態で完成します。この3つは相場で月3万円台になりますが、AiCmoでは無料で、いくつでも使えます。
ただし正直に書きます。③の決済機能は、現時点では提供していません。会費の受け取りは、外部の決済サービスと組み合わせて運用します。AiCmo自身の決済機能は、今後の追加を予定している段階です。
できること・まだの部分会員サイト・公式LINE・LPは無料で一体。決済は外部サービスと組み合わせ(AiCmoの決済は今後の予定)。無い機能を「ある」とは書きません。
手軽さか、資産を残すか
最後に、選び方をひとことで整理します。オンラインサロンの作り方は、突きつめると手軽さか、資産かの一択に集約されます。
まず小さく試したい、手間をかけたくないなら、専用プラットフォームが早い。手数料は払うことになりますが、会員が少ないうちは総額も小さく、始める速さのほうが価値になります。
手数料を抑え、会員を自分の資産として残したいなら、自作です。部品を用意する手間はかかりますが、その手間は一度きり。手数料は毎月、伸びるほど重くなります。
よくある質問
Q非エンジニアでも、自分で作れますか?
A作れます。会員サイトもLPも、いまはコードを書かずに用意できるツールがあります。難しいのは技術より「4つの部品をつなぐ設計」です。何が要るかを先に押さえれば、作業自体は手順に落とせます。
Q自作は、完全に無料でできますか?
A会員サイト・公式LINE・LPは無料でそろえられます。ただし会費を受け取る以上、決済の手数料だけは避けられません。「無料で作れる」の後ろには「作るところまでは」が省略されている、と考えてください。
QFacebookグループで代用できますか?
Aできますが、規約変更やアカウント停止のリスクを負います。会員リストも、そのSNSの中にしか残りません。無料で早い代わりに、土台を相手に預ける形になります。
Q決済は、何と組み合わせればいいですか?
A継続課金に対応した外部の決済サービスと組み合わせます。選び方と、会費が静かに抜ける落とし穴は サロンの決済システム にまとめました。
Q結局、プラットフォームと自作どちらが得ですか?
A「伸ばすつもりか」で決めてください。小さく試すならプラットフォームが早い。本業として伸ばすなら、手数料と会員リストを早めに自分側へ寄せるほうが、後で楽になります。
まとめ|手軽さか、資産か
この記事では、オンラインサロンを自分で作る(自作・自前)方法を、載せる場合と比べながら整理しました。
この記事の要点
- 作り方は2択。載せる(手軽・手数料10〜20%)か、自作(手間・手数料は数%)か
- 自作に必要な部品は4つ。会員サイト・連絡の線・決済・集客
- 手数料は会員が増えるほど総額がふくらむ。伸ばすなら自前が効く
- 会員リストは、自作なら自分側に残る
- 選び方は「手軽さか、資産か」。規模の見込みで決める
私が相談で見てきた範囲では、自作でつまずく人の多くは、技術で止まっていませんでした。4つの部品をバラバラに集めて、つなぎ目で力尽きていたのです。作れなかったのではなく、束ねられなかった。
だから私は、ツールをつくるときに「サロンが作れる」を機能として並べませんでした。会員サイト・公式LINE・LPが、最初からつながっていること——自作の土台を一式にすることを、中心に置いています。
質問に答えると仕組みの型が図で出て、限定コンテンツの置き場も、届けるための公式LINEも、入口のLPも、URLが発行された状態で完成します。会費の決済は現在、外部の決済サービスと組み合わせて運用でき、AiCmo自身の決済機能も追加を予定しています。
会員サイト、公式LINE、LP。相場で月3万円台になるこの3つを、AiCmoでは無料で、いくつでも使えるようにしています。無料プランの制限はデータ保存90日だけで、自分でアップグレードしない限り課金は発生しません。
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