決済
StripeとSquareの比較|対面があるかで決まる
決済サービスのStripeとSquareを比べました。Squareは対面もネットも1つでこなしカードリーダーも使える、Stripeはネット特化で継続課金や作り込みに強い。手数料の違いと、対面があるかで選ぶ基準、決済の前に必要なものまで解説します。

決済にStripeとSquareで迷っています。どちらがいいですか?
中川 瞬「対面での支払いがあるか」で、ほぼ決まります。ネットだけか、店頭やイベントもあるかで分けますね。
Stripe(ストライプ)と Square(スクエア)は、どちらもお金を受け取るためのサービスです。ですが、得意な場所が違います。
Squareは対面(店頭・イベント)もネットも、1つでこなせるのが強み。Stripeはネットに特化して、作り込むのが得意です。
だから「どちらが優れているか」では決まりません。分かれ目は手数料ではなく、対面での支払いがあるかどうかです。この記事では、そこを軸に選ぶ基準を整理します。
Squareとは|対面もネットも1つで
Square(スクエア)は、対面決済とオンライン決済の両方を、1つのアカウントでこなせるサービスです。初期費用・月額固定費は0円で、カードリーダー(4,980円〜・2026年8月時点)を買えば、その日から店頭で使えます。
POSレジ、オンライン決済、請求書、在庫管理まで追加費用なしで使え、ネットショップも無料で作れます。非エンジニアでも扱いやすく、店舗とネットの両方で売る人に向きます。
入金の速さが、振込先の銀行で変わります。特定の銀行以外だと、入金までに少し時間がかかることがあります。継続課金や、決済画面の細かな作り込みでは、Stripeほどの自由度はありません。
Stripeとは|ネット特化で作り込む
Stripe(ストライプ)は、オンライン決済に特化したサービスです。初期・月額0円で、決済が発生したときだけ費用がかかります。もともと開発者向けで、拡張性の高さが特徴です。
強いのは継続課金(サブスク)と、サイトへの作り込み。会員サイトの月額課金や、決済画面を自分のデザインに溶け込ませる使い方に向きます。対面決済は主な用途ではありません。
本格的に使うにはサイトへの組み込み(技術的な連携)が要ります。決済リンク機能なら手軽ですが、本領は作り込みです。店頭での対面決済には向きません。設定資料は英語が主体の場面もあります。
手数料の比較|対面とネットで違う
手数料は、決済の種類で変わります。目安はこうです(いずれも2026年8月時点・各種資料より)。
ネットだけで比べると、手数料の差はほとんどありません。Squareは対面のほうが料率が下がります。料率で選ぶより、対面があるかどうかで選ぶほうが、後悔しません。金額は必ず公式で確認してください。
どちらを選ぶか|対面があるか
迷ったら、1つだけ自分に聞いてください。「店頭やイベントで、対面の支払いはあるか?」
よくある失敗は、ネット用のつもりでStripeを選んだあと、店頭やイベントでの対面決済が必要になり、結局もう1つ用意することになるケースです。逆に、作り込みやサブスクをやりたいのにSquareで始めて、自由度に物足りなさを感じることもあります。
先に決めるのは料率ではなく、対面があるかどうかです。
決済の前に、必要なもの
最後に、決済を選ぶ前に見落とされやすい点を書きます。ここが、いちばん相談の多いところです。
StripeもSquareも、あくまで「お金を受け取る場所(受け皿)」です。ですが、受け皿を用意しても、その前に買う人が来ていなければ、決済は動きません。
順番はこうです。①人を集める入口(LP・公式LINE)→ ②渡す場所(会員サイトなど)→ ③受け取る決済(Square・Stripe)。決済で悩む人の多くは、実は①の入口が先に抜けていました。決済の選び方そのものは 決済代行サービスの選び方 にもまとめています。
よくある質問
Q店舗もネットもある場合はどちらですか?
ASquareが向きます。対面もネットも1つのアカウントでこなせ、レジや在庫管理まで使えます。Stripeは対面決済には向きません。
Qサブスク(月額課金)をやりたいです
AStripeが向きます。継続課金の仕組みが整っていて、会員サイトとの連動もしやすいです。Squareにもサブスク機能はありますが、作り込みはStripeが上です。
Q手数料はどちらが安いですか?
Aネット決済ではどちらも3.6%前後で大差ありません。Squareは対面だと料率が下がります。料率より、対面があるかで選ぶほうが後悔しません(金額は公式で確認)。
Q非エンジニアでも使えますか?
ASquareのほうが入りやすいです。カードリーダーを買えば店頭ですぐ使え、設定も画面中心です。Stripeは本格導入に技術的な連携が要ります。
Q入金は早いですか?
ASquareは振込先の銀行によって速さが変わります。特定の銀行だと早く、それ以外だと少し時間がかかることがあります。導入前に確認しておくと安心です。
まとめ|対面があるかで決まる
この記事の要点
- Squareは対面もネットも1つで。カードリーダーで店頭決済ができる
- Stripeはネット特化で、継続課金と作り込みに強い。対面には向かない
- ネット手数料はどちらも3.6%前後で大差なし(Squareは対面だと下がる)
- 選ぶ基準は料率ではなく「対面での支払いがあるか」
- 決済の前に、入口(LP・公式LINE)と渡す場所(会員サイト)が要る
私が相談を受けてきた中で、決済で止まる人の多くは、比べる軸を「手数料の安さ」だけに置いていました。そこではなく、対面があるかと、決済の前の入口で見ると、答えは早く出ます。
決済そのものは、SquareやStripeに任せれば十分です。私がつくったツールでは、その手前にある「入口(公式LINE・LP)」と「渡す場所(会員サイト)」を、無料で用意することを中心に置きました。
決済はUnivaPay(ユニヴァ・ペイキャスト)との連携を予定しています。そこは正直にお伝えしておきます。集めて、渡すところまでを整えたうえで、当面は使い慣れた決済をつなげばいい、という考え方です。
LP、公式LINE、会員サイト。相場で月3万円台になるこの3つを、AiCmoでは無料で、いくつでも使えるようにしています。無料プランの制限はデータ保存90日だけで、自分でアップグレードしない限り課金は発生しません。
決済まわりは、こちらもどうぞ。Stripeの手数料と使い方/StripeとPayPalの比較/決済代行サービスの選び方
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