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STORESの手数料はいくら?12月から1注文40円

STORESネットショップの決済手数料はフリー5.5%、スタンダード3.6%(月3,300円)。2026年12月1日からフリーは1注文40円が加算されます。振込手数料275円、1万円の壁、プランを上げる分かれ目まで公式で整理しました。

公開 2026-11-08 最終更新 2026-11-08 出典はすべて一次ソースで確認済み
STORESの手数料はいくら?12月から1注文40円
相談者

STORESでネットショップを始めたいです。無料プランは手数料5.5%と聞いたので、売上の5.5%だけ引かれると思っていいですか?

中川 瞬中川 瞬

それだけではありません。振込のたびに275円かかりますし、2026年12月1日からは無料プランに1注文40円が加わります。手数料を全部並べてから、どちらのプランが得かを見ていきましょう。

STORES(ストアーズ)のネットショップは、無料のフリープランなら初期費用0円・月額0円で始められます。始めやすさは、ネットショップの中でもはっきりした強みです。

ただ、売上から引かれるのは決済手数料だけではありません。STORESの手数料は「決済・振込・事務・スピードキャッシュ」の4つで、さらに12月からフリーには1注文40円が加わります。

この記事では、STORESの公式ページで2026年11月時点の数字を確かめ、手数料の全体、12月の改定、プランを上げる分かれ目までを整理します。料金は変わるため、契約前に必ず公式で確認してください。

先に要約です。フリーは月額0円・決済5.5%、スタンダードは月3,300円(年間契約)・決済3.6%。振込は1回275円で、入金額が1万円以上になった月に翌月末払いです。12月1日以降の注文から、フリーだけ1注文40円が加算されます。

なお、ここで扱うのはネットショップの手数料です。予約の事前決済は料率が別なので、STORES予約の料金と手数料を見てください。

STORESの手数料は4つある

まず全体です。STORESのネットショップで売上から差し引かれるものは、次の4つです(すべて税込)。

  • 決済手数料:売れるたびに、売上の一定割合(フリー5.5%〜/スタンダード3.6%〜)
  • 振込手数料:売上が口座に振り込まれるたびに、1回275円
  • 事務手数料:「1万円未満でも振込」に設定したときだけ、1回275円
  • スピードキャッシュ手数料:早く受け取りたいときだけ、振込手数料275円+売上の1.5〜3.5%

このうち、必ずかかるのは決済手数料と振込手数料の2つです。事務手数料とスピードキャッシュは、設定や使い方しだいでゼロにできます。

フリーとスタンダードの料金比較

プランは2つです。違うのは月額と決済手数料の率で、振込手数料はどちらも同じです。

項目フリースタンダード
初期費用0円0円
月額(税込)0円3,300円(年間契約)
3,960円(月額契約)
決済手数料5.5%3.6%
PayPal・PayPay残高など6.5%4.6%
12月1日以降の注文+1注文40円変更なし
振込手数料275円275円

見落としやすいのが、表の4行目です。PayPal・あと払い(ペイディ)・atone・楽天ペイ・PayPay残高・Amazon Pay・キャリア決済で払われた注文は、率が1%高くなります。

カード払いが中心なら5.5%と3.6%で計算できます。ですが、スマホ決済で払う人が多いお店ほど、実際の率は上に寄ります。(2026年11月時点・STORES公式「利用料金・手数料」より)

もう1つ、スタンダードの年間契約は途中で解約しても返金されません。解約を申し出ても契約期間の終わりまでは使える扱いです。試すつもりなら、月額契約の3,960円から入るほうが身軽です。

12月から、フリーは1注文40円が加算

ここが、2026年11月時点でいちばん大事な変更です。2026年12月1日以降の注文から、フリープランの決済手数料に1注文あたり40円が加算されます。スタンダードプランは変わりません。

40円は商品の数ではなく、注文の数にかかります。1回の注文で3点買われても40円です。逆に、同じ売上でも注文が細かく分かれるほど、40円の回数は増えます。

安い商品ほど、率が重くなる

40円は金額が決まっているので、注文の金額が小さいほど、売上に対する割合が大きくなります。カード払いの注文で、フリーの実質の率を計算するとこうなります。

STORESフリープランの実質の手数料率(12月1日以降・カード払い・1注文あたり) 1,000円の注文 9.5%(95円) 3,000円の注文 約6.8%(205円) 10,000円の注文 5.9%(590円) 参考:スタンダード どの金額でも3.6% ※ 5.5%+40円で計算。振込手数料275円は含まない。STORES公式の料金ページ(2026年11月時点)の数字をもとに筆者が計算。
【図1】40円は金額が固定なので、1,000円の商品では実質9.5%、10,000円の商品では5.9%と、安い商品ほど率が上がります。

雑貨、お菓子、ダウンロード商品のように1,000円前後の商品が中心のお店は、12月から手取りの見込みを計算し直してください。5.5%のつもりで値付けしていると、1注文ごとに40円ずつずれます。

振込手数料275円と「1万円の壁」

決済手数料の次に効くのが、振込です。STORESの売上は月末締め・翌月末払いで、振込のたびに275円が差し引かれます。手動で入金を申請する機能はありません。

そして、振り込まれるのは手数料を引いた入金額が1万円以上の月だけです。1万円に届かない月は次の月以降に繰り越され、1万円を超えた月の翌月末にまとめて振り込まれます。

公式の例で見るとこうです。8月に15,000円の注文が入ると、フリーは15,000円−825円−275円=13,900円が9月末に振り込まれます。スタンダードなら14,185円です。

1万円未満でも毎月受け取る設定にはできます。ただしその場合は、振込手数料275円に加えて事務手数料275円がかかり、1回550円になります。売上が小さい時期ほど、この550円は重くなります。

スピードキャッシュはフリーで3.5%

急いで現金が必要なときは、スピードキャッシュを申し込むと最短で翌日に振り込まれます。費用は、通常の決済手数料とは別に振込手数料275円+売上の3.5%(フリー)/1.5%(スタンダード)です。

フリーで使うと、決済の5.5%と合わせて売上の9%以上が引かれる計算になります。仕入れの支払いなど、どうしても必要なときだけにしておくのが無難です。

スタンダードに上げる分かれ目

では、月3,300円を払ってスタンダードに上げると得になるのは、いつからか。率の差は5.5%−3.6%=1.9%です。

40円の加算がない11月までなら、計算は月商だけで決まります。3,300円÷1.9%で、月商およそ17.4万円を超えるとスタンダードのほうが安くなります(月額契約の3,960円なら約20.8万円)。

12月からは、1注文ごとに「売上×1.9%+40円」の差がつきます。40円が加わると、分かれ目は月商ではなく「客単価×注文数」で決まります。

客単価1注文あたりの差分かれ目(年間契約)
1,000円59円月約56件(月商約5.6万円)
3,000円97円月約34件(月商約10万円)
10,000円230円月約15件(月商約15万円)

客単価が低いお店ほど、少ない月商でスタンダードが得になります。カード払いで計算しているので、スマホ決済が多いお店も、ほぼ同じ分かれ目です(率の差はどちらも1.9%)。

ただし、1か月だけ売れた月を基準にしないでください。年間契約は途中で返金されないので、3か月ほど続けて分かれ目を超えてから上げるほうが安全です。独自ドメインを使いたい場合は、金額に関係なくスタンダードが必要です。

STORESが向く人・向かない人

ここまでを踏まえて、正直に整理します。

向く人

  • まず0円で試したい人。初期費用・月額0円で、主な決済手段を個別の申請なしで使える
  • 店舗もあり、レジや予約もSTORESでそろえたい人
  • 客単価が高めで、40円の加算が率にあまり響かないお店

向かない人(ほかも比べたほうがいい人)

  • 1,000円前後の商品を数多く売るのに、フリーのまま続けたい人
  • 毎月すぐに現金化したい人(翌月末払い・1万円の壁がある)
  • 売ったあとに、LINEでお礼や次のご案内を自動で送りたい人(ショップの外に別の仕組みが要る)

同じ「無料で始められるネットショップ」でも、料金の型はサービスごとに違います。BASEの手数料と並べて、自分の客単価で計算してみるのが確実です。店舗の対面決済も含めて考えるなら、Squareの手数料も参考になります。

次の一歩|ショップと決済とLINEを、ひとつに

ネットショップの手数料を比べると、最後に残るのは「売ったあと、どうつなぐか」です。お礼や次のご案内を手で送っていると、売れるほど手間が増えます。

AiCmo(アイシーモ)のAiCmo決済は、LP・LINE・ネットショップから支払いを受け付け、買った方へのご案内まで自動でつなぐ仕組みです。決済の処理はUnivaPay・Stripe・Squareが行い、AiCmoは決済手数料を上乗せしません。

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お店の見た目は、ネットショップのデザイン見本で58業種・348パターンを公開しています。トップからカートまで5ページずつ、画面の中で動かして確かめられます。

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よくある質問

QSTORESの手数料はいくらですか?

Aネットショップの決済手数料は、フリー5.5%、スタンダード3.6%です。PayPalやPayPay残高などで払われた注文は、フリー6.5%、スタンダード4.6%になります。このほか、振込のたびに275円かかります(2026年11月時点)。

Q12月からフリープランは何が変わりますか?

A2026年12月1日以降の注文から、フリープランの決済手数料に1注文あたり40円が加算されます。商品の数ではなく注文ごとです。スタンダードプランは変わりません。

Q振込手数料を安くする方法はありますか?

A振込は1回275円です。「1万円以上で振込」の設定にしておけば、事務手数料275円はかかりません。1万円に届かない月は繰り越され、まとめて振り込まれます。

Q売上はいつ入金されますか?

A月末締め・翌月末払いです。振込日が土日祝なら前の営業日になります。早く受け取りたいときはスピードキャッシュ(最短翌日)がありますが、275円+売上の1.5〜3.5%がかかります。

Qスタンダードプランにすると得になるのはいつですか?

A11月までの注文なら、月商およそ17.4万円が目安です(年間契約3,300円の場合)。12月からはフリーに40円が加わるため、客単価3,000円なら月34件ほどでスタンダードが安くなります。

QSTORES予約の手数料も同じですか?

A違います。予約の事前決済はフリー5.2%〜、スタンダード加入で3.3%〜です。くわしくは STORES予約の料金と手数料 にまとめています。

まとめ|5.5%の外にある費用

この記事では、STORESネットショップの手数料を、2026年11月時点の公式情報で整理しました。

この記事の要点

  • 手数料は決済・振込・事務・スピードキャッシュの4つ
  • 決済はフリー5.5%/スタンダード3.6%(月3,300円・年間契約)。スマホ決済は+1%
  • 12月1日以降の注文から、フリーは1注文40円が加算。安い商品ほど率が重くなる
  • 振込は1回275円・翌月末払い・1万円未満は繰越
  • プランを上げる分かれ目は、12月から客単価×注文数で決まる

私がネットショップの相談を受けていて多いのは、決済手数料の率は知っているのに、振込の275円や、注文ごとにかかる固定の費用を見込んでいなかったというケースです。率だけで比べると、安い商品を多く売るお店ほど、手取りが想定より小さくなります。

だから、比べるときは「自分の客単価で、1注文いくら残るか」を出してください。そのうえで、売ったあとのご案内まで含めてどこで回すかを決めると、あとで乗り換える手間も減らせます。

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