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Patreonの手数料は高い?10%に為替が乗る
Patreon(パトレオン)の手数料は、新しく始める人なら一律10%。ただしドル建てのため、決済・出金・為替(約2.5%)でも引かれ、円で手元に届く額はさらに少なくなります。以前から使っている人は旧プランの率のこともあります。日本のクリエイター向けに、引かれる場所と自前型という選択肢まで整理しました。2026年10月時点。

Patreonで海外のファンからも支援をもらっています。手数料は10%くらいと聞きましたが、円にすると思ったより少ないです。
中川 瞬その感覚は正しいです。Patreonは手数料の外に、為替と出金でも引かれます。円で届く額で見ましょう。
Patreon(パトレオン)は、クリエイターが世界中のファンから支援を受けられるプラットフォームです。運営は、アメリカのPatreon社です。
手数料を「◯%」で覚えると、日本のクリエイターは判断を誤ります。Patreonはドル建てのため、手数料の外に、為替や出金でも引かれ、円で届く額はさらに少なくなります。
この記事では、手数料の構造、円で受け取るまでの目減り、そして自前型という選択肢まで整理します。(2026年10月時点)
Patreonの手数料は、新規なら10%
まず、プラットフォーム手数料です。いま新しく始めるクリエイターは、Patreonで得た収入の一律10%です(Patreon公式の料金ページより)。
以前は、プランによって手数料が分かれていました。前から使っている人は、旧プランの率のままの場合があります。自分の率は、管理画面か公式の案内で確かめてください。
Patreonは手数料の仕組みを何度か改めてきました。「今が何%か」だけでなく、あとで変わりうる前提で見ておく必要があります。
登録は無料で、初期費用も月額もかかりません。引かれるのは、支援が発生したときの手数料です。ただし、その手数料はここで終わりません。
手数料の外に、為替がある
ここが、日本のクリエイターに特有の落とし穴です。Patreonはドル建てで動きます。支援もドル、集計もドルです。
そのため、受け取ったドルを日本円に換えるとき、為替手数料(およそ2.5%)がかかります。さらに、為替レートそのものが日々動くので、円での受取額は上下します。
プラットフォーム手数料が仮に同じでも、円で手元に届く額は、為替のぶんだけ目減りします。これは、国内サービスにはない引かれ方です。
円で受け取るまでに、引かれる
整理すると、円で手元に届くまでに、引かれる場所が複数あります。
大事なのは、「率」ではなく「円で手元にいくら届くか」で見ることです。そこには、手数料・出金・為替が全部乗ってきます。
支援者は、Patreon側に残る
金額と並んで見ておきたいのが、ファンとのつながりです。Patreonの支援者は、Patreonの中の関係です。
活動しているうちは問題を感じません。ですが別の場所へ移そうとしたとき、ファンに直接連絡できないと、多くを失います。
発信する人にとって、ファンとの直接のつながりは、いちばんの資産です。その連絡先を、自分側にも持っておくことが、身を守る前提になります。
強みは、世界中のファン
手数料の話をしてきましたが、Patreonの強みも正しく認めます。最大の強みは、世界中のファンから支援を受けられることです。
ドル建てで、海外の支援者が払いやすい。国内だけでは届かない規模の市場に、最初からつながれるのは、他にない利点です。海外にファンがいるクリエイターほど、この価値は大きくなります。
だから「海外のファンに、まず支援を呼びかけたい」段階では、Patreonは有力です。為替や手数料は、その世界市場への入口の対価でもあります。
手数料型か、自前型か
ここまでを踏まえて、選択肢を整理します。Patreonのような手数料型は、初期0円で始められ、海外の集客の入口も借りられるのが強みです。海外ファンが多いなら、その価値は大きいです。
一方、支援が育って手数料や為替の目減りが気になってきたら、自前型——会員サイト・公式LINE・LPを自分側に持つやり方——も選択肢になります。国内の支援を円で受け取るなら、為替のぶんは丸ごと不要になり、ファンの連絡先も手元に残ります。
この2つの比べ方は、オンラインサロンのプラットフォーム比較 で、料金の型として整理しています。どちらが正解ではなく、ファンがどこにいるかで変わります。
よくある質問
QPatreonの手数料は何%ですか?
A新しく始める人のプラットフォーム手数料は一律10%です。前から使っている人は旧プランの率のこともあります。加えて、決済・出金・為替でも引かれます。
Q円で受け取ると、なぜ減るのですか?
APatreonがドル建てだからです。ドルを円に換えるとき、為替手数料(およそ2.5%)とレート変動が加わります。率で見た額より、円での手取りは少なくなります。
Q日本のファンが中心でも、Patreonがいいですか?
Aファンの多くが国内なら、為替のぶんは、まるまる不要なコストになります。海外ファンが多い人ほど向き、国内中心なら国内サービスや自前型のほうが目減りしにくいです。
QAiCmoは、Patreonの代わりになりますか?
A世界中への集客力は異なりますが、会員サイト・公式LINE・LPを自分側に無料で持て、国内の支援を円で受け取れるのがAiCmoです。決済も、UnivaPay(ユニヴァ・ペイキャスト)やStripeと連携して、AiCmoの中で受け付けられます。
まとめ|率でなく、手元に届く額
この記事では、Patreonの料金と手数料を、日本のクリエイターの視点で整理しました。
この記事の要点
- 手数料は新規なら一律10%。旧プランの人は率が違うことも
- ドル建てのため為替(約2.5%)とレート変動が加わる
- 円で届くまでに手数料・出金・為替で引かれる
- 支援者はPatreon側に残る。連絡先は自分側にも持つ
- 強みは世界中のファン。海外ファンが多いほど有利
同じクリエイター支援の手数料は、Entyの手数料 や OFUSEの手数料 にも整理しています。
オンラインサロンそのものの仕組みから整理したいときは、オンラインサロンとは をご覧ください。
他社ツールからの乗り換えを、まとめて比べたいときは、ツール乗り換えガイドもあわせてどうぞ。
私が相談を受けてきた中で、見落とされがちだったのは「率」で計算して、「円で届く額」を見ていないことでした。海外サービスは、率が同じでも、為替のぶんだけ手取りが変わります。
だから私は、ツールをつくるときに、国内の支援を円でそのまま受け取れること、ファンが手元に残ることを土台にしました。会員サイト・公式LINE・LPを自分側に持てること——相場で月3万円台になるこの3つを、AiCmoでは無料で、いくつでも使えるようにしています。
乗り換えを考えているなら、会員サイトの作り方 と、上の比較記事もあわせて読んでみてください。判断の物差しがそろいます。
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