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ステップメールとは?仕組みと作り方
ステップメールとは、登録などの行動を起点に、あらかじめ用意した複数のメールを順番に自動配信する仕組みです。メルマガとの違い、メリットとデメリット、作り方とシナリオ例を整理し、いまメールとLINEのどちらで組むべきかまで解説します。

ステップメールを始めたいのですが、メルマガと何が違うのか、そもそも何から作ればいいのかが分かりません。
中川 瞬違いは「一斉に送るか、順番に送るか」です。作る前に、まず何通で何を伝えるか、順番だけ決めましょう。
「登録してくれた人に、自動で順番にメールが届く」。ステップメールと聞くと、なんとなくそんなイメージだと思います。合っています。ただ、要点はもう少し先にあります。
先にお伝えします。ステップメールは、順番に信頼を積み上げる仕組みです。1通目から売るものではありません。
この記事では、仕組みと作り方、シナリオ例、そしていまメールとLINEのどちらで組むべきかまでを整理します。
ステップメールとは
ステップメールとは、登録・資料請求・購入などの行動を起点に、あらかじめ用意した複数のメールを、順番に自動で配信する仕組みです。
「登録した日を1日目として、1通目はすぐ、2通目は翌日、3通目は3日後」——このように、送る順番と間隔を先に決めておけば、あとは自動で届きます。受け取る人ごとに、その人の登録日を起点に配信されます。
メルマガとの違い
いちばん混同されるのが、メルマガとの違いです。
メルマガは「全員に、同じ内容を、同じ日に」一斉配信します。今日のキャンペーン、今週のお知らせ——タイミングをこちらが決める発信です。
ステップメールは「一人ひとりの登録日を起点に、順番に」自動配信します。誰がいつ登録しても、1通目から同じ流れが届きます。
メルマガは「今」を届け、ステップメールは「順番」を届けます。役割が違うので、両方を併用するのが普通です。
メルマガそのものの基本は メルマガとは に、メールとLINEのどちらを選ぶかは メルマガとLINEの違い にまとめています。
メリットとデメリット
ステップメールの強みは、一度作れば、あとは自動で「同じ説明」を全員に届けられることです。
- 営業の自動化:登録した人に、放っておいても順番に情報が届く
- 検討段階に合わせられる:知る→比べる→決める、の順で内容を出せる
- 属人化しない:説明の質が、担当者や日によってブレない
一方で、弱点もあります。
- 作る工数が重い:複数通のシナリオを設計するので、1通のメルマガより大変
- 期間限定の話に弱い:登録日起点なので、「今日だけ」の情報には向かない
- 専用ツールが要る:順番と間隔の自動配信には、対応した配信システムが必要
ステップメールは「いつ来た人にも同じ説明を届ける」のが得意で、「今日のお知らせ」は苦手です。
ステップメールの作り方
作り方でつまずく人のほとんどは、いきなり文章から書き始めます。そうではありません。順番(構成)を先に決めます。
おすすめは、次の3ステップです。
| 手順 | やること |
|---|---|
| ① ゴールを決める | 最後に何をしてほしいか(購入・予約・申込)を1つ決める |
| ② 通数と間隔を決める | ゴールまで何通で、何日おきに送るか。まずは3〜5通で十分 |
| ③ 1通に1テーマ | 1通で言うことは1つ。詰め込まず、次の通へつなぐ |
通数は多ければいいものではありません。まず3〜5通で作り、反応を見てから足す。最初から10通を作り込むと、公開する前に力尽きます。
シナリオ例(無料登録から)
いちばん多い「無料登録 → 商品・サービスの案内」の型を、例として出します。
| 通 | タイミング | 伝えること |
|---|---|---|
| 1通目 | 当日 | 登録のお礼と、受け取れるものの案内(売らない) |
| 2通目 | 翌日 | 読む人の悩みに共感し、原因を言語化する |
| 3通目 | 3日後 | 解決の考え方と、実例・お客様の声 |
| 4通目 | 5日後 | 商品・サービスの案内(ここで初めて売る) |
| 5通目 | 7日後 | 背中を押す一言と、期限・特典の案内 |
ポイントは、売るのは4通目からという順番です。1通目からいきなり売ると、登録直後の「まだ知らない」段階なので、読まれずに終わります。先に信頼、あとで案内。これがステップメールの型です。
メールとLINE、どちらで組むか
ここが、いちばん相談を受けるところです。
ステップメールの考え方(順番に信頼を積む)は変わりません。変わったのは、それを届ける場所です。
正直に書きます。いまはメールの開封率が下がり、同じ順次配信をLINEで組むほうが、読まれやすくなっています。LINEは開封率が高く、届いたその場で読まれます。
メール向き:長い文章でじっくり教育したい/BtoBや高額商材/資産として文面を残したい。
LINE向き:とにかく読まれたい/個人向け・店舗/短いやり取りで距離を縮めたい。
どちらが正解ということはありません。読者がふだんメールを見る層ならメール、LINEしか見ない層ならLINE、と読み手で選ぶのが正解です。両方に登録してもらい、併用する人も増えています。
よくある質問
Qステップメールとメルマガ、どちらを先に始めるべきですか?
A目的によります。いつ登録した人にも同じ説明を届けたいならステップメール、今日のお知らせを全員に送りたいならメルマガです。多くは併用します。
Q何通くらい作ればいいですか?
Aまずは3〜5通で十分です。最初から10通以上を作り込むと、公開前に止まります。反応を見て、あとから足すのが続けるコツです。
Q1通目から商品を案内してはいけませんか?
Aおすすめしません。登録直後は「まだ知らない」段階です。先に信頼を作り、案内は後半の通で行うと、読まれて反応が出ます。
Qステップメールは無料で作れますか?
A無料のメール配信ツールでも始められますが、通数や機能に制限があります。無料の落とし穴は メルマガ無料の落とし穴 にまとめています。
QメールとLINE、両方でステップを組めますか?
A組めます。読者の見る場所で使い分けるのが現実的です。メールで届かない層にLINEで届く、という補い合いになります。
まとめ|順番で信頼を作る
この記事の要点
- ステップメールは登録日を起点に、順番に自動配信する仕組み
- メルマガは「今」を一斉配信、ステップメールは「順番」を自動配信
- 作り方はゴール→通数と間隔→1通1テーマの順。まず3〜5通
- 売るのは後半の通から。1通目から売ると読まれない
- いまは同じ順次配信をLINEで組むほうが読まれやすい
私が相談を受けてきた中で、ステップメールでつまずく人の多くは、文章が下手だったからではありませんでした。1通目からいきなり売ろうとして、読まれる前に切られていたのです。順番を間違えると、どんな良い商品も届きません。
ステップメールの本質は、テクニックではなく順番です。知ってもらい、信頼してもらい、それから案内する。この流れは、メールでもLINEでも同じです。
そして、順番で温めた見込み客には、受け皿が要ります。もっと知ってもらう会員サイト、申し込んでもらうLP。メールやLINEの「外」にある部分です。どの配信ツールの料金にも、ここは含まれていません。
私がつくっているAiCmoは、その受け皿を無料で持てるようにしています。公式LINE・会員サイト・LP作成が、無料で一体です。順番に届けて温めた人を、そのまま会員サイトやLPへ——URLが発行された状態でつなげます。
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