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短縮URLは無料で十分?|配ったあと変えられない
短縮URLは無料で作れますが、無料版は配ったあとで行き先を変えられないものがあります。Bitlyの料金と無料プランの制限(2026年11月時点・公式)、チラシやQRに載せる前の確かめ方をまとめました。

チラシに載せるURLが長いので、無料の短縮URLで短くしました。もう刷ってしまったんですが、来月からリンク先のページを変える予定なんです。大丈夫でしょうか?
中川 瞬そこが、無料の短縮URLでいちばん多いつまずきです。無料版は、作ったあとで行き先を変えられないものがあります。先に、使ったサービスで変えられるかを確かめましょう。
短縮URLは、長いURLを短く置き換えるしくみです。無料のサービスでも、URLを貼るだけで数秒で作れます。
ただ、困るのは作るときではなく配ったあとです。無料の短縮URLは、配ったあとで行き先を変えられないことがあります。チラシ・名刺・QRコードに載せたあとだと、刷り直すしかありません。
この記事では、短縮URLの基本、代表的なBitly(ビットリー)の料金と無料プランの制限を2026年11月時点の公式ページで確かめた結果、配る前に確かめることを順に書きます。
短縮URLとは?無料で作れるしくみ
短縮URLは、短いURLを押した人を、元の長いURLへ転送するしくみです。短縮サービスの側に「この短いURLは、このページへ」という対応表が保存されています。
だから、URLそのものが短くなるわけではありません。間に1つ、転送の窓口がはさまると考えると分かりやすいです。よく使われる場面は次のとおりです。
- チラシ・名刺・ポスター:手で打ち込む人のために短くしたい
- QRコード:URLが短いほど、QRコードの模様が細かくなりにくい
- SNS・メール:長いURLで本文が読みにくくなるのを避けたい
ここで覚えておいてほしいのは、行き先を決めているのは短縮サービスの側だということです。行き先を変えられるかどうかも、サービスとプランで決まります。
無料の短縮URLは行き先を変えられない
上位の解説記事は、メリットとして「短い」「QRコードも作れる」「クリック数が分かる」を挙げています。どれも本当です。
ただ、店や教室でチラシを配る人にとって、もっと大事な条件があります。配ったあとで、行き先を変えられるかどうかです。
行き先が変わる場面は、思っているより多いです。キャンペーンの終了、予約ページの引っ越し、LPの作り直し、ホームページのURL変更などです。
SNSに貼っただけのURLなら、貼り直せば済みます。印刷物とQRコードは、配った分を回収できません。だから短縮URLを選ぶときは、短さより先に「あとで変えられるか」を見てください。
Bitlyの料金と無料プランの制限
短縮URLの代表格がBitlyです。公式の料金ページ(米ドル表記)を2026年11月時点で確かめました。
| プラン | 料金 | 短縮リンク | QRコード | 行き先の変更 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0(広告つき) | 月5件 | 月2件 | なし |
| Core | 月$10(年払いのみ・年$120) | 月100件 | 月5件 | 月5回 |
| Growth | 月$29(年払いで年$348) | 月500件 | 月10件 | 月20回 |
| Premium | 月$199(年払いで年$2,388) | 月3,000件 | 月200件 | 月110回 |
表の「行き先の変更」は、公式ではRedirectsと呼ばれ、「リンクとQRコードの行き先ページを変える」機能と説明されています。無料のFreeプランには含まれていません。
Bitlyのヘルプセンターでも、無料アカウントでは行き先を変えられないこと、行き先を1回変えるごとに月の回数を1回使うことが案内されています。
無料プランで気をつけたい3つ
- 作れるのは月5件まで:チラシ・名刺・SNSと分けて作ると、すぐ足りなくなる
- 広告つき:料金ページでFreeは「With Ads」と表示されている
- クリックの履歴が残らない:比較表のデータ履歴の欄がFreeだけ空欄
なお、解説記事の中には無料枠を「月10件」としているものもあります。無料枠は何度か変わっているので、使う前に公式の料金ページで最新の数字を見てください。
有料でも「変更の回数」に上限がある
いちばん安いCoreでも、行き先を変えられるのは月5回です。リンクが10本あって、全部の行き先を同じ月に変えると、回数が足りません。
変える予定が多い人は、短縮リンクの件数だけでなく、変更の回数も見てプランを選ぶ必要があります。
短縮URLとQRコード、チラシに載せる前に
QRコードの中身は、ただのURLです。長いURLをそのままQRコードにすると、あとから行き先を変える方法はありません。QRコードを作り直すしかないです。
行き先を変えられる短縮URLを作り、その短縮URLをQRコードにしておけば、QRコードはそのままで行き先だけ差し替えられます。印刷する前に、ここを決めておくのがコツです。
配る前に、次の3つを確かめてください。
- 使うサービス・プランで、行き先を変えられるか(無料版で変えられないことがある)
- QRコードの中身が、その短縮URLになっているか(元の長いURLになっていないか)
- 配る場所ごとに短縮URLを分けたか(チラシと名刺で同じにすると、あとで区別できない)
インスタのプロフィールに貼るときの注意はインスタのURLはどこ?コピー方法と飛べない原因に、LINEの友だち追加URLやQRコードの出し方は公式LINEの追加方法(QRコードと7つの経路)にまとめています。
短縮URLの注意点|危険に見える・消える
上位の記事がそろって書いている注意点が2つあります。ここは私も同じ考えです。
押す前に行き先が見えない
短縮URLは、押すまでどこへ行くか分かりません。そのため、なりすましや詐欺のリンクにも使われてきました。知らない短縮URLは押さない、という人も少なくありません。
配る側としては、短縮URLのそばに「〇〇の予約ページ」のように行き先を書いておくと、安心して押してもらえます。
サービスが終わると、リンクが止まる
短縮URLは、短縮サービスが動いている間だけ転送されます。Googleの短縮URL(goo.gl)は新規作成がすでに終わっています。
さらにGoogleの公式ブログ(2025年8月更新)によると、2024年末に使われていなかったgoo.glのリンクは、2025年8月25日以降に止めるとされました。使われているリンクは残す方針です。
何年も配り続けるチラシや看板に載せるなら、長く続きそうか、止まったときに自分で行き先を差し替えられるかも選ぶ材料になります。
無料の短縮URLで十分な人・向かない人
無料で十分なケースもはっきりあります。正直に分けておきます。
| 無料の短縮URLで十分 | 行き先を変えられるものが向く |
|---|---|
| SNSやメールに1回貼るだけ | チラシ・名刺・看板・ポスターに印刷する |
| 行き先のページが今後も変わらない | キャンペーンや予約ページが月ごとに変わる |
| 作るのは月に数本 | 配る場所ごとに何本も分けたい |
| 押された数は気にしない | QRコードを長く使い続けたい |
逆に、自分のドメイン(例:yourshop.jp/〇〇)で短縮URLを見せたい人は、独自ドメインに対応したサービスやプランを選んでください。Bitlyでは料金表上、Growthから独自ドメインが付きます。
AiCmoの「URL転送」では、短縮リンクとQRコードを作れます。配ったあとでも転送先だけ変えられるので、チラシやQRコードはそのまま使えます。短縮URLは https://aicxohub.com/s/ のうしろに好きな英数字を付けるか、空欄なら自動で決まります。
URL転送はベーシックプラン(月2,480円・税込)から使えます。作り方はURL転送の使い方(マニュアル)、ほかの機能はAiCmoのすべてにまとめました。AiCmoはフリープラン(0円)から始められ、有料プランを選ばない限り課金されません。
なお、LINEの友だち追加につなげて、どの入口から何人が登録したかまで見たいときは、AiCmoの登録経路を使います。計測用のURLとQRコードが入口ごとに出せて、クリック数と登録人数が分かります。
短縮URLのよくある質問
Q短縮URLは無料で作れますか?
A作れます。Bitlyの無料プランなら、2026年11月時点で月5件まで作れます。ただし無料プランでは、作ったあとで行き先を変えられません。
QBitlyの無料版で作ったリンクの行き先を変えたいです。
A無料プランでは変えられません。有料プラン(Coreは年払いで月$10・変更は月5回まで)にするか、新しい短縮URLを作って貼り替えます。印刷物に載せた分は貼り替えられないので、刷る前に決めておくのが確実です。
QQRコードを作り直さずに、リンク先だけ変えられますか?
AQRコードの中身が行き先を変えられる短縮URLになっていれば、変えられます。長いURLをそのままQRコードにした場合は、作り直しになります。
Q短縮URLは危険ですか?
Aしくみ自体は安全です。ただ、押すまで行き先が見えないため、詐欺に使われることがあります。配る側は、行き先を短縮URLのそばに書いておくと安心して押してもらえます。
Q短縮URLは、いつか使えなくなりますか?
A短縮サービスが終わると止まります。Googleのgoo.glは、使われていなかったリンクを2025年8月25日以降に止める方針を公式ブログで出しています。長く配る印刷物ほど、サービス選びを慎重にしてください。
まとめ|短縮URLは「あとで変えられるか」で選ぶ
この記事の要点
- 短縮URLは無料で作れる。短縮サービスが、短いURLから元のページへ転送している
- 無料版は配ったあとで行き先を変えられないことがある。印刷物とQRコードは刷り直しになる
- Bitlyの無料プランは月5件・QR月2件・広告つき・行き先の変更なし(2026年11月時点・公式)
- 有料のCoreは月$10(年払いのみ)で、行き先の変更は月5回まで
- QRコードは、行き先を変えられる短縮URLを中身にして作ると、あとで差し替えられる
- SNSに1回貼るだけなら、無料の短縮URLで十分
短縮URLは短くするための道具に見えますが、印刷物に載せるなら「あとから直せる窓口」として選ぶほうが、結果的に手間もお金もかかりません。
短縮URLの先に置くページをまだ作っていないなら、LPは無料で作れる?あとから費用が出る4つの壁から読んでみてください。
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