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Shopifyの手数料はいくら?外部決済で2%上乗せ

Shopifyの手数料は、月額3,650円〜(Basic・年払い)とShopifyペイメントのカード3.55%。外部の決済を使うと取引手数料2%が上乗せされます。BASE・STORESとの月商別の比較、プランを上げる分かれ目まで公式の数字で整理しました(2026年11月時点)。

公開 2026-11-09 最終更新 2026-11-09 出典はすべて一次ソースで確認済み
Shopifyの手数料はいくら?外部決済で2%上乗せ
相談者

Shopifyでネットショップを始めたいです。カード手数料は3.55%と聞きましたが、BASEやSTORESより安いと考えていいですか?

中川 瞬中川 瞬

率だけなら近いのですが、Shopifyには毎月の利用料がかかります。それに、ほかの決済サービスを使うと2%が上乗せされます。売上の規模で答えが変わるので、順に計算してみましょう。

Shopify(ショッピファイ)は、世界中で使われているネットショップの仕組みです。アプリで機能を足していける自由さと、1注文ごとの固定費が0円であることが、はっきりした強みです。

ただ、手数料の型はBASEやSTORESとは逆です。向こうは「月額0円+1注文ごとの費用」、Shopifyは「月額あり+1注文ごとの固定費0円」。だから、どちらが安いかは率だけでは決まりません。

この記事では、Shopifyの公式ページで2026年11月時点の数字を確かめ、手数料の全体、外部決済の取引手数料、入金のしくみ、BASE・STORESとの比較までを整理します。料金は変わるため、契約前に必ず公式で確認してください。

先に要約です。

  • 月額はBasic 3,650円(年払い)/4,850円(月払い)から
  • Shopifyペイメントのカード手数料はBasic 3.55%(Amex・海外カードは3.9%)。1件ごとの固定額は0円
  • Shopifyペイメント以外の決済を使うと、取引手数料2%(Basic)が別にかかる
  • 客単価2,500円なら、月商10万円あたりでBASE・STORESとほぼ並び、30万円では大きく逆転する

Shopifyの手数料は3種類ある

まず全体です。Shopifyでお店を開いたときにかかるお金は、大きく次の3つです。

  • 月額の利用料:売れても売れなくても、毎月かかる(Basicで月3,650円〜)
  • 決済手数料:Shopifyペイメントで売れるたびに、売上の一定割合(Basicで3.55%〜)
  • 取引手数料:Shopifyペイメント以外の決済で売れたときだけ、売上の一定割合(Basicで2%)

このほかに、有料のテーマ(見た目のひな形)やアプリを入れればその分がかかります。テーマストアには無料テーマがあり、有料テーマは表示で約100〜400ドルです(2026年11月時点)。

アプリは無料のものと月額のものがあります。機能を足すたびに固定費が増えるので、入れる前に月額を書き出しておくのが安全です。

4つの料金プランと決済手数料

プランは4つです。上のプランほど月額が上がり、その分カード手数料と取引手数料の率が下がります。

項目BasicGrowAdvanced
月額(年払い)3,650円10,100円44,000円
月額(月払い)4,850円13,500円58,500円
カード(標準・JCB)3.55%3.4%3.25%
Amex・海外カード3.9%3.85%3.8%
外部決済の取引手数料2%1%0.6%
スタッフアカウント追加不可最大5最大15

大規模向けのPlusは月368,000円からで、カード2.9%・取引手数料0.2%です。個人や小さなお店が比べるのは、実質BasicとGrowの2つです。

どのプランも1件ごとの固定額は「+0円」で、セットアップ手数料もありません。サーバー(ホスティング)とSSLも料金に含まれています(2026年11月時点・Shopify公式「料金プラン」より)。

料金ページには、表示額が税込か税抜かの表記はありません。経費の見込みを立てるときは、管理画面の請求で実際の金額を確かめてください。

最初の3か月は月150円

始めるときは、3日間の無料体験のあと、ほとんどのプランで最初の3か月が月150円になります。クレジットカードは不要です。4か月目からは通常の月額に切り替わります。

試すには十分な期間ですが、4か月目に月額が一気に上がることを前提に計画してください。150円の期間に売上の見通しが立たなければ、続けるかどうかをそこで判断できます。

ネットで出回る「3.4%」は古い数字

検索すると「ベーシックは3.4%」「Shopifyプランは3.3%」という記事が今も見つかります。これは2018年に日本でShopifyペイメントが始まったころの数字です。2026年11月時点の公式では、Basicは3.55%です。

外部決済の取引手数料は最大2%

ここがShopifyの手数料でいちばん見落とされやすいところです。Shopifyペイメント以外の決済サービスで受けた注文には、決済会社の手数料とは別に、Shopifyの取引手数料がかかります。

Basicなら2%です。たとえば外部の決済会社の手数料が3.6%なら、3.6%+2%=5.6%が引かれる計算になります。

Shopifyのヘルプによると、取引手数料の対象と計算はこうです(2026年11月時点)。

  • 計算のもとは「商品代−割引+税+送料」。送料にもかかる
  • Shopifyペイメント・Shop Pay、銀行振込・代引きなどの手動の決済は対象外
  • PayPalは、Shopifyペイメントを主な決済にしていれば対象外
  • 日本のようにShopifyペイメントが使える国では、返金しても取引手数料は戻らない

つまり、カードはShopifyペイメントで受け、足りない払い方だけを外部で補う、という使い方なら、2%がかかるのは外部の分だけです。逆に、すべてを外部の決済会社で受けると、売上全体に2%が乗ります。

Shopifyペイメントの入金のしくみ

BASEやSTORESでは、振込のたびに250〜275円がかかります。Shopifyはどうか。日本の入金についてのヘルプページを確認した結果は、次のとおりです(2026年11月時点)。

  • 入金は週単位か月単位。毎日の入金は日本では選べない
  • 支払日は月曜〜金曜から選べる
  • 注文から入金までは5日+次の支払日までの日数(例:水曜の注文で支払日が金曜なら、翌週の金曜)
  • 最低支払額は5円。銀行の口座に反映されるまで、さらに24〜72時間かかることがある

このページには、1回いくらという振込手数料の記載はありません。入金額が少ない月でも繰り越しの心配が小さいのは、小さなお店にとって助かる点です。

ひとつ注意があります。返金やチャージバック(カード会社経由の支払い取り消し)でマイナスが出ると、その分は次の入金から差し引かれます。マイナスが残っている間は、入金が止まることがあります。

BASE・STORESとの手数料比較

では、同じ売上でいくらかかるのか。客単価2,500円・カード払いのお店で、月の手数料と月額の合計を計算しました。振込手数料は含みません。

月商(件数)Shopify Basic
(年払い)
BASE
スタンダード
STORES
フリー
3万円(12件)4,715円2,460円2,130円
10万円(40件)7,200円8,200円7,100円
30万円(120件)14,300円24,600円21,300円

前提は、Shopifyが月3,650円+3.55%、BASEが3.6%+40円+サービス利用料3%、STORESフリーが5.5%+40円(2026年12月1日以降の注文)です。BASE・STORESの数字も、それぞれの公式で2026年11月に確かめたものです。

1か月にかかる手数料+月額(客単価2,500円・カード払い・振込手数料は含まない) 月商3万円 Shopify 4,715円 BASE 2,460円 STORES 2,130円 月商30万円 Shopify 14,300円 BASE 24,600円 STORES 21,300円 ※ Shopify Basic年払い3,650円+3.55%、BASEスタンダード6.6%+40円、   STORESフリー5.5%+40円(12月1日以降)。各社公式の料金ページ(2026年11月時点)の数字をもとに筆者が計算。
【図1】月商が小さいうちは月額のあるShopifyが割高で、月商30万円では約7,000〜10,000円安くなります。料金の型が逆なので、規模で順位が入れ替わります。

月商10万円あたりで3つがほぼ並び、そこから上はShopifyが有利になります。ただしSTORESにも月3,300円のスタンダードがあり、月商30万円なら14,100円とShopifyとほぼ同じです。

つまり、規模が小さいうちは月額0円の仕組み、売上が育ってからは月額ありの仕組みが安くなります。各社の計算の詳細は、BASEの手数料とSTORESの手数料に、同じ月額ありの型はカラーミーショップの料金にまとめています。

Growに上げる分かれ目

Shopifyの中でも、BasicからGrowに上げると得になるのはいつか。年払いの月額の差は10,100円−3,650円=6,450円です。

Shopifyペイメントだけで受けているなら、カード手数料の差は3.55%−3.4%=0.15%しかありません。6,450円÷0.15%で、分かれ目は月商およそ430万円です(月払いなら約577万円)。

一方、外部の決済会社だけで受けているなら、差は取引手数料の2%−1%=1%です。分かれ目は月商およそ64.5万円まで下がります(月払いなら約86.5万円)。

小さなお店なら、まずはBasicのまま、カードはShopifyペイメントで受けるのがいちばん無駄がありません。Growはスタッフアカウントが必要になったときや、外部決済の比率が高いときに検討する、という順番で十分です。

Shopifyが向く人・向かない人

ここまでを踏まえて、正直に整理します。

向く人

  • 月商が10万円を超えてきた、または超える見込みがあるお店
  • 客単価が低く、1注文ごとの固定費(40円など)を避けたいお店
  • 商品点数が多く、在庫・配送・海外販売までアプリで広げていきたい人

向かない人(ほかも比べたほうがいい人)

  • 月商数万円から、固定費0円で試したい人(月額0円の仕組みのほうが安い)
  • カードをShopifyペイメント以外の決済会社で受けたい人(2%が乗る)
  • 売るものが講座やサービスなど少数で、ショップよりLINEやLPから直接売りたい人

最後の人は、カートのあるショップそのものが要らないことがあります。決済の仕組みを選ぶ観点は、決済代行の比較にまとめています。売ったあとに2回目の購入につなげる考え方は、ネットショップの集客が参考になります。

次の一歩|決済とLINEを、ひとつに

ショップの手数料を比べると、最後に残るのは「売ったあと、どうつなぐか」です。お礼や次のご案内を手で送っていると、売れるほど手間が増えます。

AiCmo(アイシーモ)のAiCmo決済は、LP・LINE・予約から支払いを受け付け、買った方へのお礼や会員サイトへのご招待まで自動でつなぐ仕組みです。分割やサブスクにも対応し、決済機能は無料プランから使えます。

決済の処理はUnivaPay・Stripe・Squareが行い、AiCmoは決済手数料を上乗せしません。UnivaPayのAiCmo向けフリープランなら、初期0円・月額0円・決済手数料3.7%です(審査あり)。くわしくはUnivaPayの手数料にまとめています。

AiCmoでは、ネットショップも無料プランから作れます。月額0円・販売手数料0円で始められ、決済会社の手数料だけで売れます。お店の見た目は、ネットショップのデザイン見本(58業種・348パターン)で、トップからカートまで画面の中で動かして確かめられます。

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よくある質問

QShopifyの手数料はいくらですか?

ABasicプランなら、月額3,650円(年払い)とShopifyペイメントのカード手数料3.55%です。Amexと海外カードは3.9%です。1件ごとの固定額はかかりません(2026年11月時点)。

QShopifyペイメントを使わないとどうなりますか?

A外部の決済会社の手数料とは別に、Shopifyの取引手数料(Basic 2%・Grow 1%)がかかります。送料や税を含んだ金額にかかり、返金しても戻りません。

QShopifyに振込手数料はありますか?

A日本のShopifyペイメントの入金ページには、1回いくらという振込手数料の記載はありません(2026年11月時点)。入金は週単位か月単位で、最低支払額は5円です。

Q無料で使えますか?

A無料なのは最初の3日間です。その後、ほとんどのプランは3か月間を月150円で使え、4か月目から通常の月額になります。月額0円のプランはありません。

QBASEやSTORESより安いですか?

A規模によります。客単価2,500円で計算すると、月商3万円ではBASE・STORESのほうが安く、月商30万円ではShopifyのほうが安くなります。月商10万円あたりがほぼ同じです。

Q年払いと月払いはどちらがよいですか?

ABasicなら年払いは月3,650円、月払いは4,850円で、差は月1,200円です。続けると決めてから年払いに、試している間は月払いに、という順番が身軽です。

まとめ|月額ありで、1注文0円の型

この記事では、Shopifyの手数料を、2026年11月時点の公式情報で整理しました。

この記事の要点

  • かかるのは月額・決済手数料・取引手数料の3つ(ほかにテーマとアプリ)
  • Basicは月3,650円(年払い)+カード3.55%。1件ごとの固定額は0円
  • Shopifyペイメント以外で受けると、取引手数料2%が別にかかり、返金しても戻らない
  • 入金は週単位か月単位。日本の入金ページに振込手数料の記載はない
  • 客単価2,500円なら、月商10万円あたりでBASE・STORESと並び、30万円で逆転

私がネットショップの相談を受けていて多いのは、カード手数料の率だけを比べて決めてしまうケースです。率が近くても、月額があるか、1注文ごとの固定費があるかで、同じ売上でも残るお金は変わります。

だから、比べるときは「自分の月商と客単価で、1か月いくら引かれるか」を出してください。そのうえで、売ったあとのご案内まで含めてどこで回すかを決めると、あとで乗り換える手間も減らせます。

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