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Wixのデメリット|作れても売る仕組みは別

Wix(ウィックス)のデメリットを、日本での集客・商売に向くかの視点で2026年8月時点で整理しました。サイトは自由に作れますが、日本の決済は決済代行を別契約、LINE連携や会員・継続課金はWixの外。作れることと、売れる仕組みが回ることは別、という境目を正直に解説します。

公開 2026-08-16 最終更新 2026-08-16 出典はすべて一次ソースで確認済み
Wixのデメリット|作れても売る仕組みは別
相談者

Wixでホームページを作ろうか迷っています。自由に作れて評判もよさそうですが、日本の商売でちゃんと集客まで回せるのか不安です。実際どうでしょうか。

中川 瞬中川 瞬

Wixは、サイトを作る道具としてはよくできています。迷う理由はそこではないはずです。「作れること」と「売れる仕組みが回ること」を分けて整理しましょう。

先にお伝えします。Wix(ウィックス)は、よくできたツールです。世界中で使われている海外製で、テンプレートも豊富、ドラッグ&ドロップで自由にサイトを作れます。

では、なぜ日本の商売で不安が出るのか。理由は機能の少なさではありません。「作ること」と、日本で「売れる仕組みが回ること」は、別の話だからです。

この記事では、Wixの強みを認めたうえで、料金・無料の制約・日本の決済・LINEや会員との距離を、順に整理します。批判ではなく、向き不向きを見分けるための地図です。

ペライチとの比較で迷っているなら、ペライチとWixの比較 に別途まとめています。この記事はWix単体のデメリットと、日本での向き不向きに絞ります。

Wixとは|サイトを自由に作れる

まず、強みをはっきりさせます。ここを誤解して避けると、もったいないツールです。

Wixは、コードを書かずにサイトを作れる海外製のノーコードツールです。900種類以上のテンプレートがあり、ブログ・ネットショップ・予約まで、1つのサイトに幅広く盛り込めます。

だから、デザインを自由にしたい・サイトごと作り込みたい人には、強い選択肢です。ここは、はっきりした利点です。日本法人もあり、管理画面もヘルプも日本語で用意されています。

Wixの料金|ドル建てで動く

次に、お金の話です。ここで見落としやすいのが、料金がドル建てだということです。

プランは無料のほか、Light 月$17/Core 月$29/Business 月$36/Business Elite 月$159 が目安です(2026年8月時点・年払いで割安)。ドル建てのため、円での支払いは為替で動きます。

金額は改定も多いので、申し込み前に必ず公式サイトで最新のプランを確認してください。「今月いくら」で決めると、円安のときに想定より高くつくことがあります。

各プランの円換算の実額と、無料でどこまでできるかは Wixの料金 に詳しくまとめています。

無料プランの、3つの制約

「まず無料で」と考える人が、いちばんつまずくところです。Wixの無料は、本番の商売には向きません。理由は3つです。

無料プランで起きること

①Wixの広告が表示される②独自ドメインが使えない(URLは「ユーザー名.wixsite.com/サイト名」の形になる)/③ネットショップ・決済機能が使えない。いずれも2026年8月時点の内容です。

広告が出て、URLがサービス名入りで、しかも商品も売れない。お店の看板に他社の広告が貼られているような状態で、信頼が必要な商売では現実的ではありません。

つまり、Wixで本気で商売をするなら、有料プランが前提です。無料は「試す」ためのもの、と割り切って見てください。

日本の決済は、別契約になる

ここからが、日本で使うときの本題です。まず決済です。Wix自身の決済(Wix Payments)は、日本では使えません。

そのため日本でネットショップや有料販売をするには、Stripe・PayPal・KOMOJU といった決済代行を、別に契約・審査する必要があります(2026年8月時点)。

コンビニ決済やクレジットカードにも対応はできますが、「Wixに登録すれば、すぐお金を受け取れる」わけではないということです。決済の全体像は 決済代行の比較 にまとめています。

LINEと会員は、Wixの外

そして、日本の集客でいちばん効いてくるのがここです。WixにはLINE公式アカウントとの連携が用意されていません。

問い合わせ受信箱(Wix Inbox)でもLINEの統合は「リクエスト」段階で、現時点では対応していません。日本の集客の主役であるLINEは、Wixの外にあるのです(2026年8月時点)。

Wixが得意(作る) ・サイト全体のデザイン ・ブログ・複数ページ ・テンプレートで見栄えよく ・海外向けの機能は豊富 Wixの外(売る仕組み) × LINE公式アカウント連携 × 会員サイト・継続課金 × 日本の決済(代行が別契約) 別サービスで用意することになる
【図1】Wixの守備範囲。サイトは作れても、日本の「売る仕組み」は外にあります。LINE・会員・決済を足すと、契約も管理も別々になり、費用と手間が重なります。

会員制や継続課金(サブスク)を本格化すると、この距離が効いてきます。入口のLINE、受け皿の会員サイト、日本の決済を、それぞれ別で用意して、つなぐ手間が残ります。会員サイトの考え方は 会員サイトの作り方 にあります。

作れることと、回ること

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいことです。サイトが作れることと、商売として回ることは、別です。

Wixで立派なサイトができても、LPの作り方 で書いたとおり、ページは公開しただけでは人が来ません。人を連れてくる入口と、申込のあとの受け皿が要ります。

日本ではその入口がLINEで、受け皿が会員サイトと決済です。Wixは「作る」までは得意でも、日本で「売れる仕組みが回る」までは、外の道具を足して自分でつなぐことになります。

Wixが向く人・一体型が向く人

だから、優劣ではなく用途で分かれます。Wixが向く人と、一体型が向く人を、正直に並べます。

Wixが向く人 ◯ デザインを自由に作り込みたい ◯ サイトごと・複数ページに広げたい ◯ 情報発信・見せる場が主役 ◯ 時間をかけても構わない = 見せるサイトを作る 一体型が向く人 ◯ LINEで集客したい ◯ 会員・継続課金で売りたい ◯ 日本の決済まで込みで回したい ◯ 早く仕組みを立ち上げたい = 売れる仕組みを回す
【図2】優劣ではなく用途で選びます。「見せるサイト」ならWix、「売れる仕組み」なら一体型が出発点です。

デザイン重視の情報サイトやポートフォリオ、海外も視野に入れた見せる場なら、Wixは有力です。ここでAiCmoを無理に勧めるつもりはありません。

一方、LINE集客・会員・継続課金・日本の決済を、1つで早く回したいなら、最初から一体になった道具のほうが、費用も管理も軽くなります。ツール全体の選び方は LP作成ツールおすすめの選び方 にあります。

他のツールのデメリットも見たいなら、STUDIOのデメリットJimdoのデメリットペライチのデメリット もあわせてどうぞ。

よくある質問

QWixは日本の商売に向いていませんか?

A用途によります。見せるサイト作りには向いています。ただしLINE集客・会員・継続課金・日本の決済まで1つで回したい場合は、別サービスを足す前提になります。

QWixの無料プランで、お店は始められますか?

Aおすすめしません。Wixの広告が出て、独自ドメインが使えず、決済も使えません(2026年8月時点)。本番の商売なら有料プランが前提です。

QWixで決済(お金の受け取り)はできますか?

Aできますが、日本ではWix自身の決済は使えず、Stripeなどの決済代行を別に契約・審査する必要があります。登録してすぐ受け取れるわけではありません。

QWixはLINE公式アカウントと連携できますか?

A現時点では、連携は用意されていません。LINEでの集客が主役なら、LINEを外に置く構成になる点を見込んでおいてください。

QAiCmoとの違いは何ですか?

AWixはサイトを自由に作るのが得意、AiCmoはLP・公式LINE・会員を無料で一体にして回すのが得意です。見せる場ならWix、売れる仕組みなら一体型で選んでください。

まとめ|作ると、売れるは別

この記事では、Wixのデメリットを、日本での向き不向きの材料として整理しました。

この記事の要点

  • Wixはサイトを自由に作れる海外製の定番。ここは強み
  • 料金はドル建てで、無料は広告つき・独自ドメイン不可・EC不可
  • 日本の決済は代行を別契約。Wix自身の決済は使えない
  • LINE連携・会員・継続課金はWixの外。足してつなぐ手間が残る
  • 選ぶ基準は「見せるサイト」か「売れる仕組み」か

私が相談を受けてきた中で多かったのは、「Wixで立派なサイトはできたのに、集客と決済が回らず、結局そこで止まった」という声でした。作れることと、売れる仕組みが回ることは、別だったのです。

だから私は、ツールをつくるときに範囲を分けませんでした。LP、公式LINE、会員サイト。相場で月3万円台になるこの3つを、AiCmoでは無料で、いくつでも使えるようにしています。無料プランの制限はデータ保存90日だけで、自分でアップグレードしない限り課金は発生しません。

ただし、デザイン重視の見せるサイトを作りたいなら、Wixは良い選択です。作りたいのが「見せる場」なのか「売れる仕組み」なのかを、先に決めてから選んでください。ペライチとの違いは ペライチとWixの比較 にまとめています。

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